今年の山の花はほんと早い。まだ5月だというのに、秋田駒ヶ岳・阿弥陀池あたりでは、もう咲き始めたと聞き、行ってきました。

 

 

山開き&田沢湖側からの道路閉鎖解除は翌6/1。国見温泉口から登ります。

横長根にとりつくまでの40~50分は林の中、イワカガミロードです。

このあたりのイワカガミ(岩鏡)は花色が薄く、ほとんど白花?みたいな花もたくさんあります。

 

 

尾根筋に出ました。前夜の雨に濡れたツバメオモト(燕万年青)がお出迎え。

 

 

横長根は、アカモノロードになるのですがまだ早い。代わりにシラネアオイ(白根葵)が咲いていました。

 

 

さあ、分岐が近づいてきました。いつもは、左に折れ、大焼砂をトラバースしてムーミン谷に入っていくのですが、まだ雪が詰まっていてアイゼン必要という情報があったので、大焼砂の尾根をまっすぐ登ります。

ただ、この日は強風C予報、こんなとき、この尾根道は…(゚д゚)!

 

 

尾根上は、常に、田沢湖側から岩手側への風の通り道。強風時にはロープにすがりながら登らないとよろけます。カメラなんて構える余裕もなかった。

横岳につきました。ここまでくれば風はほとんどありません、ようやく、腰をおろしてひと息入れることができます。

 

 

横岳から左を見やれば、女岳(めだけ)の向こうに田沢湖。

 

 

右を見やれば、阿弥陀池の上に、男女岳(おなめだけ)がそびえます。

 

 

ヒナザクラ(雛桜)応援団に励まされて、先に進みましょう。

 

 

阿弥陀池につきました。雪融けで水かさがましています。

まずは、昼飯前に、主峰・男女岳に登ります。

 

 

登山道の脇に咲くのは、ミヤマキンバイ(深山金梅)や、チングルマ(稚児車)。

 

 

男女岳山頂到着です。この日は、眺望もすばらしかった。

森吉山・八幡平・岩手山はもちろん、岩木山や八甲田山もはっきり見えていました。

 

 

そして、男岳(おだけ)山頂の向こうに浮かぶのは鳥海山。

 

 

阿弥陀池に戻ってお昼を食べてから、こんどは、男岳に登ります。

 

 

男岳山頂到着です。

 

 

眼下には、田沢湖の湖面。

 

 

さあ、下りましょう。情報どおり、ムーミン谷には雪が詰まっています。

 

 

阿弥陀池越しに、富嶽三十六景みたいな南部片富士・岩手山。

 

 

大焼砂の尾根は、朝よりも風が弱まっていました。これなら写真が撮れます。

(登りは、このロープがほんとにありがたかった。)

 

 

秋田駒を代表する花のひとつ、タカネスミレ(高嶺菫)も咲き始めました。

もうすぐ、砂礫の斜面を黄色い花がおおいつくします。

 

 

 

岩手山と秋田駒だけで咲くイワテハタザオ(岩手旗竿)の可憐な姿。

 

 

ムーミン谷を見下ろします。あの雪渓を直登するんですね。確かに、私には無理そうなルートでした。

 

 

コマクサ(駒草)はまだ葉っぱだけ。

それにしても東北きっての花の山・秋田駒ヶ岳。まだ5月末だというのに、この日、22種の花が咲いているのを見つけました。

 

 

私が名前のわかる山の花で、この日咲いているのを見つけたのは22種でした。

アカモノ、イワカガミ、イワテハタザオ、エンレイソウ、オオバキスミレ、ゴゼンタチバナ、コメバツガザクラ、サンカヨウ、ショウジョウバカマ、シラネアオイ、タカネスミレ、チゴユリ、チングルマ、ツバメオモト、ヒナザクラ、ベニバナイチゴ、ベニバナイチヤクソウ、マイヅルソウ、ミツバオウレン、ミネズオウ、ミヤマキンバイ、ミヤマダイコンソウ

 

※この記事の写真は5/31に撮影したものです。

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(この稿おわり)