パターンA
100人の野球部員がいます。
そのうち、20人が選抜選手となり、
残りの80人は、サポートに回りました。
選抜された20人は急成長。
でも、残りの80人は、
ノックを受けることも少なく、
打席に立つことも少なく、
「自分が成長した」と感じる機会はほとんどありませんでした。
チームは甲子園へ。
そして20人のうち1人は、プロ野球選手になりました。
パターンB
100人の野球部員がいます。
もちろん、努力の差はあります。
たくさん練習する子は、より多く打席に立ちます。
一方で、努力不足の子は打席数は減ります。
でもそれでも、
「できるだけ多くの選手に成長のチャンスを与える」
という考えのもと、
多くの子が試合に出て、
多くの子がノックを受け、
多くの子が“自分で考える経験”をしました。
チームは県予選2回戦敗退。
でも、
100人中100人が、
最初より確実に野球が上手くなりました。
あなたは、どちらが名将だと思いますか?
これは、野球だけの話ではありません。
実は、塾も同じです。
「難しい授業=良い授業」ではありません。
塾業界では、
- 難しい問題をどんどん解かせる
- 授業スピードをどんどん上げる
- 上位層に合わせて進める
そんな授業が、
“レベルの高い塾”として評価されることがあります。
もちろん、
それで伸びる子もいます。
でもその裏で、
「途中から分からなくなった」
「質問すらできなくなった」
「自分は勉強が苦手だと思った」
そんな子が、
静かに置いていかれていることも少なくありません。
私は、「一部だけが伸びる塾」にはしたくありません。
もちろん、
上位層を伸ばすことは大切です。
難しい問題に挑戦することも、
高いレベルを目指すことも、
本気で大切だと思っています。
でも私は、
難しい問題を見せて、
速い授業をして、
ついてこられる子だけを伸ばす。
そんな指導を、
本当に良い教育だとは思っていません。
なぜなら子どもによって、
“今、必要な課題”は違うからです。
全員に同じ課題を与えることが、「平等」ではありません。
ある子には、
be動詞と一般動詞の違いを、
じっくり整理することが必要かもしれません。
ある子には、
長文読解の練習が必要かもしれません。
ある子には、
応用問題に挑戦する時期かもしれません。
つまり、本当に子どもを伸ばすには、
「みんな同じ授業」
ではなく、
“一人ひとりに合った打席”
が必要なんです。
上位層も、苦手な子も、伸ばしたい。
私は、
「簡単なことだけをやろう」
と言いたいわけではありません。
上位層には、上位層に必要な課題があります。
プロ野球選手を目指すなら、それに応じたトレーニングが必要です。
でも同時に、今つまずいている子には、
その子に必要な土台があります。
だから私は、
全員に同じペースで、
同じ問題を、
同じように与えるのではなく、
その子に今必要な課題を見極めて、
少しずつ“できる”を増やしていきたい。
そう思っています。
勉強は、“打席”が必要です。
野球が上手くなるには、
打席に立たなければいけません。
勉強も同じです。
間違えて、
悩んで、
考えて、
×を〇に変える。
その経験を繰り返した子が、
最後には伸びます。
だから私は、
できるだけ多くの子に“打席”を与えたい。
「見るだけ」
「聞くだけ」
「答えを写すだけ」
ではなく、
自分で考える経験を、
一人ひとりに積ませたいと思っています。
スポーツでは、もしかしたらAのような監督が名将と呼ばれるかもしれません。
100人いたら、
100人全員が、
昨日より前に進める塾でありたい。
上位層だけが伸びるのではなく、
それぞれの子が、
それぞれの課題を乗り越え、
“自分の成長”を感じられる。
そんな塾でありたいと思っています。
今の中学英語、本当に難しくなっています。
「中学では安心して受験を迎えさせたい!」
「今のやり方、この子に合っているのかな…」
そう感じたことがある方は、
ぜひ一度、体験してみてください。
10才になったら、土台からしっかりと英語を私と一緒に学びませんか?
「もう中学生なんです…」という方も、3ヵ月で抜け落ちた単元を埋められます!
