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FP1級宅建士の金内です。

 

元銀行員、現在はFP事務所兼不動産会社を経営しており、ここではお金や経済に関するニュースや情報を発信しています。

 

さて、最近はアメリカの政策金利上昇に端を発する金融業界への影響が大きな話題になっていますね。

 

アメリカ経済のこれまでの推移は、

 

コロナによる景気悪化を止めるべく、金融緩和でお金をばらまいた。

お金のばらまき過ぎで個人・企業とも所得アップし物価高・インフレに。

ウクライナ問題で資源や小麦粉などが流通しなくなり、インフレがさらに悪化。

インフレを抑えるべくFRB(日本の日銀に相当)が政策金利を上げ、物価高を冷やそうとしている。

金利が上がると個人・企業ともお金を借りづらくなり、銀行は収入が減少。

 

というような流れになっています。

 

そして、破綻したアメリカのシリコンバレー銀行は、起業した資金力の小さい企業に多く融資する銀行であり、利上げで借り手が減ったうえ、借りられない企業は現金を引き出す動きとなりました。

 

結果、「こんなにお金を引き出されて、この銀行は大丈夫なのか?」と不安が広がり取り付け騒ぎとなり、破綻に至りました。

 

↓これが現在の主要各国の政策金利です。

日本だけがマイナス金利ですね。

 

↓アメリカの政策金利の推移(出典:ZAi FX)

1年ほど前までは0.25%でしたが、現在は5%!!

これって、すごいを通り越して、恐怖ですよね。

 

この銀行破綻の影響はヨーロッパにも飛び火しており、

金融大手のクレディスイスが破綻寸前で買収されたり、また今週はドイツ銀行が危ないという話も出て株価が大きく下落しました。

 

いずれ日本の金融機関にも飛び火してくるかもしれませんね。

それでも政府は決して「日本の銀行も危ない」と言うはずがないでしょうけど。

 

日本でもインフレが加速しており、政策金利が主要各国のように上昇する可能性が高いです。

現在賃上げの動きが始まっていますが、これにより景気回復の兆しが見えれば、世界各国の状況からして日本もすぐに利上げに向かうのではないかと想定できます。

 

そうなると、住宅ローンの金利も一気に上昇・・・

心の準備だけでなく、家計の準備も大切ですね。