カウンセラーの渡辺晴美です。
年末年始もあっという間に終わりましたね。
お正月モードもすっかり終わり、保育園や幼稚園、学校などが始まりましたね。
皆さんは、今年1年の目標は立てましたか?
という私も、立てよう立てようと思いながらも、ついつい時間が経ってしまうタイプです。
目標というと何だか、大げさになってしまうような気がしませんか?
そこで、気が付いたときにこんなことを思ってみてはいかがでしょうか?
1つは、どんな大人になって欲しいと思っているのかということです。
そして、そのためにあなたが見せられる姿って何だろうということなんです。
例えば、思いやりのある人に育ってほしいと思っているならば、
思いやりのある行動を親が見せることで、子供は人に対してどのように思いやればいいのかを学んでいきます。
でも、思いやりの示し方って人それぞれですよね。
転んだ人を目の前にして
「大丈夫ですか?」
と言葉をかける人
駆け寄ってケガの具合を案じる
という行動をする人
こんな時に声かけられたら、恥ずかしいよな
とそっと見守ってあげる人
など、色々です。
どんな風にその人を思いやり、どうしてそう行動したのかを
独り言のように表現してみると、
親の考え方、行動指針が伝わりやすくなりますよ。
子どもへの願いは、親の経験の中で、大切だと思うものが詰まっています。
その、大切なものを子供にあげられるのは、親であるあなただけなんですよね。
もちろん、他の人があげることもできます。
でも、子供の将来を思っている気持ちは、誰よりもあなたの方が大きいのではないでしょうか?
そして、言葉で何々しなさいというよりも、
親が自分の大切にするものを見せていく方が、ずっと伝わりやすいというのはありますよね。
そこで、今年は、子供になって欲しい未来像を見せられる親になってみるという意識を持ってみてはいかがでしょうか?
そうなるというと、その目標に縛られてしまいますし、
そうならねばとなってしまいます。
でも、そういう行動ってどう見せたらいいのかなと日々考えるだけで、
あなたの行動もぐぐぐーっと変わってきます。
ですから、そんな意識を思い出した時にしてみて下さいね。