こんにちは。
中郷鍼灸マッサージです。
鹿児島県薩摩川内市でやっています。
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前回は不親知のお話しでしたが、今回は歯列矯正です。
前回、およそ２０年前に親知らずを抜きましたと記載しましたが、それは歯列矯正のためのものでした。
前回の記事はこちら → 「親不知があると言われました。」
そもそもなぜ、奥歯（第三大臼歯）がまっすぐ生えず、斜めに生えて親不知になったり、歯並びが悪くなるのでしょうか。
それは、あごの骨が小さくなったから。
かつて、人類のあごの骨は大きく、しっかりしていました。
ところが火を使うなどをして、食べやすく柔らかい食事を摂ることによりあごの骨は小さくなりました。
それに対し、歯そのものはあまり小さくなりませんでした。
その結果、あごの骨の上で歯が渋滞して、奥歯が斜めに生えてきたり、歯が前後にずれて生えてきたりして、親知らずや歯並びの悪さが生じるようになりました。
歯列矯正はその渋滞している歯をいくつか取り除いて、残った歯をきれいに並べるというものです。
歯列矯正のやり方。
まずいくつかの歯を抜きます。
そして、歯列矯正装置を付けます。これは歯にブラケットを接着し、特殊な矯正用ワイヤーで歯を引っ張り、然るべき場所に導くためのもの。
歯が然るべき場所に位置するようになったら終了です。
文章にするとこれだけなのですが、かなりきつかったです。
歯列矯正装置はワイヤーで歯が常に引っ張られている状態になります。
例えるなら手の指が装具によって常に全開、全力でパーをしている状態といったところでしょうか。
具体的には
① 装置をつけます。歯が引っ張られてきついです。
② しばらくすれば慣れます。きつさは少し減ります。
③ ①から２週間後、歯科医院に行って装置を外してもらい（ワイヤーを切ってもらう）、歯のクリーニングの後、ワイヤーを再び付けてもらいます。
外してもらったときは解放感でいっぱいで、クリーニングの最中は気持ちよいのですが、ワイヤーはきつめに付けてもらうことになるので（緩くつけると矯正にならない）、きつい．．．慣れるまでの我慢．．．と自分に言い聞かせました。
当初２年の予定が、４年かかりました。
終了したときは、解放された．．．と本当に嬉しかったです。
その結果、歯並びは良くなり、歯磨きがしやすくなったので、虫歯になることが減りました。
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