こんにちは。
中郷鍼灸マッサージです。
詳しくは、ホームページを。こちらです。
今回は、しもやけ、あかぎれについてです。
まず、しもやけからです。
(症状)
・ 手や足が全体に赤く腫れている。(樽柿型)
・ 手足の指、手掌、足の裏に赤い発疹がある。(多形滲出性紅斑型)
・ 暖かい時には痒くなり、寒い時は痛む。
・ 手足の指が赤黒く変色していいる。
(原因)
動脈を流れてきた血液は毛細血管から細胞内に水、酸素、栄養を供給します。細胞内の水、二酸化炭素、老廃物は毛細血管に入り、静脈を通り心臓に還っていきます。
血管は、寒くなると収縮します。そして温められると動脈はすみやかに元に戻りますが、静脈は戻るのに時間がかかります。
このとき動脈から細胞内への水の供給量が通常であるのに対し(動脈は元に戻っているので。)、細胞内から静脈への水の回収量は通常より減っています(静脈は収縮しているので。)。その結果、手や足に水が溜まり、腫れることになります(樽柿型)。
子供のしもやけはこのタイプが多いです。
腫れるまではいかなくても血管の収縮、弛緩のアンバランスにより血液循環が滞り、末梢にある手足や耳に栄養が届かなくなって鬱血や炎症といった症状が起こります(多形滲出性紅斑型)。
大人のしもやけはこのタイプが多いです。
(対策)
末梢の血行を促進させます。
手足末端の経穴を用い、末梢の血行を促進させます。
また、寒い時期、手足の血液の循環が悪く、手足が冷えている方は、疲労が溜まっていたり、緊張が強かったり、ストレスを抱えているといった状態にあることが多いので、リラックスするよう施術し、血液の循環を促します。
前者は局所的、後者は全体的な治療法です。
次は、あかぎれです。
(症状)
あかぎれは、水分喪失による肌の亀裂や出血で、痛みを伴う。
(原因)
水分喪失による皮膚の乾燥で、亀裂、出血が起こるわけですが、皮膚は自身の汗、皮脂で覆われており、これが水分の喪失を防ぎます。
寒いと血行が阻害され、汗、皮脂の分泌が減少し、水分が喪失しやすくなります。
また、手を洗うとそれが剥がれてしまい、水分が喪失しやすくなります。
さらに、手を洗って、手の表面に付着した水をよく拭き取らないと表面の水が乾く際に気化熱として手の温度を奪っていくため、手が冷えて、血行が阻害され、汗、皮脂の分泌が減少し水分が喪失しやすくなります。
(対策)
末梢の血行促進と保湿です。
末梢の血行促進については、しもやけの件と同じです。
保湿については...手洗い禁止というわけにはいかないので、保湿クリームでしょうか。
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