【カメなりと たゆまなければ ウサギ超ゆ】
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一旦、ズボラになると、どんどん面倒くさがりになり、いい加減な人間になってゆき、なかなか歯止めがききません。
そうならないように、よくよく自戒しなければと思います。
そこで、今回は、1964年に開催された東京オリンピックで銅メダルを獲得した円谷幸吉選手から学んでみましょう(^^)
当時、日本人初の快挙に、国じゅうが喜びに沸き立ったと言われます。
彼は陸上選手ではありましたが、マラソンを始めたのは、わずか7ヶ月前。
オリンピックがマラソン4度目のレース、という新人でした。
そんな彼が、なぜ、大記録を樹立できたのか。
円谷選手の名言に、その答えが明かされているように思います(^_^)
「マラソンはごまかしがきかない真面目なスポーツである。自己を裏切れば、その結果が成績として現れる。正しい生活、正しい精神、正しいトレーニングより、実力が発揮される。マラソン即人間教育であり、社会教育と考える」
走る技術や、トレーニング方法ばかりに目が向いてしまいがちですが、42.195キロを走り抜く約2時間だけが戦いなのではなく、マラソンに取り組む姿勢のすべてを問題にしていたことが分かります。
きちんと整頓された部屋は常に清潔で、毎日練習を欠かさない真面目な生活態度。
強化合宿などで、円谷選手と同室になった人からは、いつも驚きの声が上がっていました。
夜は、衣服を脱いだら下着に至るまで、きれいにシワを伸ばし、枕元に重ねて寝ていたからです。
入浴の時も同じ。
朝は、慌ただしく布団から抜け出す者ばかりの中、寝具は、いつも、きちんとたたまれていたそうです。
また、ほとんどの選手は、グラウンドのスタートラインに立つ前、トレパン、トレシャツを、そのまま投げて脱ぎ捨てますが、円谷選手は、気持ちが高ぶっているはずなのに、物静かな顔つきで、衣類を丁寧にたたんでいました。
それも、いちいちシワを伸ばしながら
忙しさ、慌ただしさ、高まる緊張感にも左右されず、きちんと整理整頓ができるのは、心の鍛錬の表れ。
こういう姿勢で、コーチの指示に、愚直に従ったからこそ、短期間で諸先輩を追い越し、日本人初のマラソンメダリストに飛躍することができたのだと言われます。
ごまかしがきかないのは、人生も全く同じ。
人生の目的を説き明かしたブッダの智恵を学び、正しい方角に向って、真面目にひたむきに努力できる人は、本当に幸せな方と思います。
「カメなりと たゆまなければ ウサギ超ゆ」
日々、ガンバです!٩(ˊᗜˋ*)و
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