今日の画像は、スイスアルプストレッキンのスナップ『トレイルの案内版と目印』、北大路欣也主演の『藤沢周平原作・三屋清左衛門残日録』、徳島県の岩島・大辰巳島の『前人未踏の辺境クライミングルートを登る麻莉亜』。そして、サンフレッチェの川村が移籍した『レッドブル・ザルツブルグのスタジアム』です。

 

私が中欧を旅し、『レッドブル・ザルツブルグのスタジアム』を訪れたのは、宮本や三都主が在籍した頃のこと。ザルツブルグには市営スタジアムあるにかかわらず、私設のスタジアムを持ったレッドブルの懐の豊かさには関心しました。ファンの応援には、ウオッカをレッドレッドブルで割って、飲みながら気勢を挙げると聞きました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

          <レッドブル ショップ>

 

 

 

 

           <ザルツブルグ市内>

           <市内を流れるイン川>

          <モーツアルトの生家>

 

 

 

 

 

 

■■郷方勤めから藩政の要職を占める道がないわけではないが、それはもう30になっている小木にとっては、目もくらむほどに遠い道であるはずであった。

 

その知らせを、清左衛門は藩の江戸屋敷で聞いた。愕然とした。とっさに思い出したのは、小木の再婚について藩主とかわした問答と、その時に見た藩主の不快そうな表情だった。あのことが無関係であればよいと祈った。

 

知らせをもたらした男に、小木に左遷されるような失態があったかどうかを聞きただしたが、男は国元でもそのことが話題になったが、はきとした理由は誰も知らなかったと言った。そして、ただ御沙汰書には思召しによりの一句があったそうだとつけ加えた。

 

思召しはむろん藩主の意向を指す言葉である。やはり藩主は、上士との縁組を立身の背景に仕立てようとした小木の勘定高さを咎めたのではないかという気がした。もしそうであれば、やはり清左衛門の小木の左遷にひと役買ったことになるだろう。

 

この考えは、以来たちのわるい痼疾のように、清左衛門の胸の奥底にひそみ隠れて、時どき意識にのぼって来ては清左衛門を苦しめることになった。とりわけ御供頭に抜擢されたあと、藩の外交官である御留守居を経て用人に転じるという、思いがけない立身の道をたどる間、清左衛門は幾度となく郷方勤めに変わった小木慶三郎を考えないわけにはいかなかった。

 

もっとも、そういう意識が清左衛門を苦しめたのは、用人になる頃までだったろう。それ以後はまた次第に忘れ、小木本人を思い出すことも稀になった。用人の職務は激職で、およそ古い後悔につき合っているひまはなかったのである。

 

■■<ポイント経済、勝者は誰だ⑧ 『VISAの威力』>TポイントとVポイントを統合した新生Vポイントは、金融を軸にしたポイント経済圏が立ち上がるインパクトも大きい。世界200カ国・地域以上に1億店以上あるVISA加盟店でポイントをためて使える。Tポイントの提携先の15万店から大幅に増える。

 

会員数は8,600万人規模となり、1億人規模の楽天ポイントやdポイントに近づく。Vポイントは1人当たりの年間獲得額がTポイントの8倍だ。一人で8人分の優良顧客を抱える計算になり、共通ポイントで先行する携帯大手を追いかける。

 

三井住友FGにとっても預金口座の獲得や『ポイント投資』による経済圏拡大につながる。

 

クレジットカードの新規入会会員は23年度に500万人と25年度目標を前倒しで達成し、Vポイントでさらに弾みをつける。

 

ただVポイントは複数のアプリがあるなど分かりづらい面もある。『財布にあふれるポイントカードが1枚になればいいのに』とスタートした共通ポイント。原点回帰の使いやすさが求められている。

 

■■<小池知事大きくリード 都政『評価』約7割>来月7日に投開票を迎える東京都知事選について、JNNでは22日、都内の有権者に対しインターネット調査を行い、取材を加味して序盤の情勢を分析した。その結果、現職の小池百合子知事が安定した戦いぶりで、他の候補を引き離していることが分かった

 

◆『小池知事大きくリード 蓮舫氏、石丸氏が追う展開』 現職の小池百合子知事は、都民ファーストの会の支持層の約9割を固めている。さらに自民党・公明党支持層の約8割を固めるなど大きくリードし、他の候補を引き離しています。

 

前参議院議員の蓮舫候補は、立憲支持層の約8割、共産支持層の約7割を固め、小池知事を追う展開だ。広島県安芸高田市の石丸伸二前市長が続いていて、田母神俊雄元航空幕僚長など他の候補は伸び悩んでいる。

 

ただ、今回の調査では約3割の人がまだ投票先を決めていないと答えていて、今後、情勢が大きく変わる可能性がある。

 

◆『小池都政「評価」約7割』 2期8年に及んだ小池都政についての評価を質問した。その結果、▼『大いに評価する』約1割▼『ある程度評価する』約6割▼『あまり評価しない』約2割▼『全く評価しない』約1割となり、肯定的な回答が約7割に及んだ。

 

◆『プロジェクションマッピング「見直し必要」5割超』 都庁などで行われているプロジェクションマッピングは、約48億円の予算が投じられている。これについて、事業の⾒直しが必要かを質問した。その結果、▼『見直しが必要』約5割▼『見直しは必要ない』約2割▼『わからない』・無回答が約3割となり、半数以上の人が見直しを求める結果となった。

また、小池氏知事を支持すると答えた人でも、約4割が『見直しが必要』と回答している。

 

◆『神宮外苑再開発「⾒直し必要」約4割』 明治神宮外苑では、神宮球場や秩父宮ラグビー場を建て替え、高層ビルを建設するなど、再開発の計画が進められている。これについて、計画の見直しが必要かを質問した。その結果、▼『見直しが必要』約4割▼『見直しは必要ない』約2割▼『わからない』・無回答が約4割となった。蓮舫候補を支持すると答えた人は約8割が『見直しが必要』と回答したほか、小池知事支持者でも約3割が見直しを求める結果となった。

 

◆『都知事選は来月7日投開票』 先週告示された東京都知事選は来月7日投開票を迎えます。立候補者は56人で、過去最多となっている。(読売)

 

◆自民党独占の暗闇都政の壁を打ち破ったあのパワーを持つ小池知事には支持者は多いだろう。神宮外苑の再開発については、具体的にどのように変更を求めるのか不明瞭である。古びた球場や私設を新しく更新して、都民に提供するのも都知事の仕事であると思うねえ。広島のサカスタや札幌の日本ハム球場など、他らいコンセプトで建設された施設は大変評判がいい。