今日の画像は、私の憧れのスイスアルプストレッキングの拠点とした、ベルナーオーバーランド・アイガーグレッチャー駅から宿泊地『アイガーからラウターブルネン村への下山スナップ』、登山家秋山茂雄さんの画像『北アルプス・涸沢』。そして、情熱的な色を帯びた『赤いグラジオラス』と、清楚なる『真っ白なバラ』です。花っていいですねえ。

 

        <登山家秋山茂雄さんの画像『北アルプス・涸沢』>

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

           <柳沢吉保が造った六義園>

 

 

           <コルドバ メスキータ>

 

■■高校のバンド仲間と『よし、米軍のやつらに俺らのバンドの演奏を聞かせてやろうじゃないか』と。これまた誰が言い出したのか、進駐軍にも話をつけてきて、土曜日、日曜日になると進駐軍の宿泊地まで行って演奏することになった。

 

とにかく、演奏するのはハワイアンからジャズ、タンゴにブルース。レパートリーは50曲ほどあった。戦時中の流行歌、とくに軍歌の類は一切駄目である。どこにいっても大歓迎であった。

 

こちらが学生なのは知っていたから、金銭はくれない。ただ、煙草からチョコレート、アーモンド、ウイスキー、缶詰などを山のように持たせてくれた。

 

月曜日に学校に行くと、すでに先生達の汁ところとなっている。私がリーダー格だったので、職員室に呼ばれる。

 

『福田、ああいうところに出入りしてはいけないことになっているのに、また行ったんだって』。教師も、一応は教育上好ましくないということで文句を言わなくてはならない。『はい、すみません』。私も建前上、頭を下げなくてはならない。

 

と、教師は急に小声になる。『で、どうだった?今回の収穫は?』『煙草とウイスキー、あとチョコレートです』。

 

また声が大きくなる。『とにかく、ああいうところに出入りしてはいけないぞ。以後、注意するように』『はい』。デキレースなのである。

 

仲間がすでに教師用に分けて、袋詰めにしてある収穫物は、後程届ける。

 

その時に教師が尋ねるそうだ。『今度は、いつ行くんだ?』。

 

■■<俵万智『サラダ日記――八月の朝』>

 ・思い出の一つのようでそのままにしておく

    麦わら帽子のへこみ

 ・また電話しろよと言って受話器置く君に

    今すぐ電話をしたい

 ・ごめんねと友に言うごと向きおれば

    湯のみの中を父は見ており

 ・気がつけば君の好める花模様ばかり

    手にしている試着室

 ・大きければいよいよ豊かなる気分

    東急ハンズの買物袋

 

 ・午後四時に八百屋の前で献立を

    考えているような幸せ

 ・君を待つ土曜日なりき待つという

    時間を食べて女は生きる

 ・球場に作り出される真昼間を

    近景として我ら華やぐ

 ・我がカープのピンチも何か幸せな

    気分で見ており君にもたれて

 ・生ビール買い求める君の手をふと見る

    そしてつくづくと見る

 

■■<欧州最貧国アルバニア②『腐敗認識指数で最下位』>アルバニアは第2次世界大戦後、共産党独裁のもと米ソ双方から距離を置き、1990年まで鎖国を貫いた。長年の孤立と市場の競争が働きにくい計画経済で、国は発展から取り残された。

 

民主化後も制度改革は進まず、未熟な金融システムが生んだ国家規模の『ねずみ講』で経済が破綻。法よりコネや賄賂がものを言う風土が、根深く定着していった。

 

国際NGOによる2025年の『腐敗認識指数』では、トップのデンマークが100点中89点を獲得する一方、アルバニアは39点と欧州で最低の水準にとどまる。

 

社会に根づく腐敗は、市民の未来をもむしばむ。豊かさを求めて、若者を中心に国外流出が止まらない。24年の失業率は10.3%。過去10年間で人口は53万人減り、この10年で『欧州で最も人口が減った国』とされる。現在236万人の人口は今後も減り続けると見られ、国連は、アルバニアが最も人口減少が大きい国の一つになると予測している。(牛尾梓筆)