今日の画像は、スイスアルプストレッキンのスナップ『下山道の花達』、北大路欣也主演の『藤沢周平原作・三屋清左衛門残日録』、徳島県の岩島・大辰巳島の『前人未踏の辺境クライミングルートを登る麻莉亜』、新しく市内の路面電車がJR広島駅2階に直通する『新線・乗り入れ線路』。そして、プラハヴルダヴァ川の下流、ドイツドレスデンの『ツヴィンガー宮殿』です。

 

プラハのカレル橋がかかる『ヴルダヴァ川』は、プラハを通って南から北に流れ、盆地の北部、ムニェルニークでラベ川(エルベ川)と合流したのち、エルツ山脈とズデーテン山脈に切れ目を南から北へ通り、北ドイツ平原に流れ出て、ドレスデン、マグデブルク、ハンブルクなどの都市を潤して北海に抜けます。

 

その独ドレスデンの『ツヴィンガー宮殿』です。ドレスデンは、第二次関会大戦で壊滅的な爆撃を受けましたが、幸い遺跡は残り、修復され往時の栄華を今に伝えています。中欧にはANAでフランクフルトに入ったので、ドレスデン~プラハは列車で移動しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

              <エルベ川>

 

 

 

 

 

 

 

■■だがそれは、いわば清左衛門の気持ちの上のことで、夢の中で感じるような、小木を欺いたとか裏切ったとかいうどぎつい話ではなかった。清左衛門はふだんははるかな昔にあったそのことを忘れている。それがいまだに夢に立ち現れて、汗ばむような緊張感をもたらすのはなぜなのかと、清左衛門はぼんやり考えている。

 

そのことがあったのは、清左衛門が御小納戸勤めから御近習組に変わって4、5年経った頃、齢で言うと25、6の時期である。

 

その日清左衛門は、表御殿にある藩主の執務室で、藩主が月家老から回って来た書類に目を通すのを介添えしていた。

 

回って来ている書類は藩主の決済を必要とするようなものではなく、ほとんどが月番家老の段階で処理済みのものだった。この種の書類は、藩主の手間をはぶくために、係の小姓が書類の内容を簡略に説明してお目通しをねがう習わしだった。また書類の中には、数軒は藩主の花押を必要とするものがあって、介添えの小姓はそれにも気を配らなければならない。

 

清左衛門の要領を心得た介添えのせいで、藩主の書類をみる仕事は一刻(2時間)足らずで終わった。時刻はまだ七ツ(午後4時)前で、障子をひらいた縁の先に、庭を埋めて躑躅ツツジが咲いているのが見えた。

 

日がかたむいたせいで、躑躅の植え込みの半分は建物の影に覆われているが、残る花は日射しを浴びて燃えるように赤かった。その庭から、時折り風とも呼べないほどのかすかな外気の流れが入りこんで来る。

 

『お疲れにござりましょう』

書類箱に、見終わった書類を納めてから清左衛門が言った。

 

『ただいまお茶を言いつけますゆえ、おくつろぎください』

『そうだな、熱い茶を持って参れ』

藩主はそう言ったが、書類箱を持って立とうとした清左衛門を、三屋、ちょっと待てととどめた。

 

『もそっと、そばに来い』

執務部屋には、ほかに人もいないのに藩主はそう言った。机から二間ほどの場所まで進んだ清左衛門に、藩主はさらにもっと寄れという手ぶりを示してから、聞きたいことがあると言った。

 

■■<ポイント経済、勝者は誰だ④ 『ローソンをTOBしたKDDI』>ドコモのポイントの穴はECの巨人で埋めた。次の一手としてポイント付与条件の改定も決めた。スマホ決済『d払い』を使えば、還元率が最大4%まで上がる制度を10月に導入する。立て続けの施策で顧客基盤の拡大を急ぐ。

 

事情はKDDIも同様だ。『やっぱりPontaを再加速しなきゃ打行けない』。高橋社長(62)は周辺にこう漏らす。10年開始のポンタは共通ポイントで古株として知られる。だが、楽天などに押されて存在感が薄まる。

 

反転に向けて4月、大きな節目を迎えた。ポンタ運営で協力するローソンへのTOBが成立。通信大手で唯一、全国展開する小売りチェーンをグループに引き入れた。高橋は今夏発表するポンタのてこ入れ策に考えを巡らす。

 

『生活に近いコンビニを持つことで、他社の経済圏と違いを打ち出しやすくなる』。MMD研究所の吉本代表(45)は予測する。楽天1強の勢力図が塗り替わる日はそう遠くないかも知れない。

 

■■<味方も感じるキックへの自信…広島GK大迫敬介が圧巻フィードでゴール演出>サンフレッチェ広島は15日、2024明治安田J1リーグ第18節で東京ヴェルディをホームに迎えた。試合開始2分にFW加藤陸次樹の得点で先制すると、47分と62分にFWピエロス・ソティリウが追加点を決め、82分にはFWドウグラス・ヴィエイラがダメ押しゴール。試合終了間際に東京Vの意地の一発を浴びたが、4-1で勝利した。大迫はフル出場し、守備で見せ場は少なかったが、圧巻のロングパスで3点目をお膳立て。チームの公式戦5連勝に貢献した。

 

62分、相手のロングボールが流れると、ペナルティエリアから飛び出した大迫がダイレクトでボールを蹴り返す。最後尾から低弾道フィードを最前線の加藤に送り、一気に広島の攻撃に転じた。

 

『狙い通りだった。相手もちょっとディフェンスラインを上げていたので、その裏にひっくり返すようなボールを蹴ろうと思っていた。思った以上にいいボールがいった感じだったけど、でもムツくん(加藤)がいるのはわかっていたので、そこに蹴るイメージはしていた』(大迫)。

 

守護神の鋭いフィードを受けた加藤はターンしながら華麗なトラップで前を向き、ゴール前にラストパス。これをソティリウが流し込んでゴールネットを揺らした。大迫は、『僕はもうパスを出しただけ。決めたのはピエロスだけど、9割ぐらいムツくんのゴールだし、本当にあのターンができるはムツくんだからこそ』と先輩のプレーを絶賛した。

 

加藤は、『大迫は最近の代表戦でも似たようなキックをしていて、練習のときも実は同じようなキックをしていた』と守護神からのパスを予測していた。

 

『パスが来るかなと思って、あえて相手の前ではなく、後ろに立っていた。そうしたら本当に綺麗に飛んできて、俺もびっくりして。もう前を向けばほぼキーパーと一対一だったし、トラップも綺麗に決まったので良かったです』。

 

◆イヤー、このキックはすごかったですねえ。大迫から左最前線にいる加藤にピタリと。加藤はトラップ後、少しドリブルし、センターにグランクロス。東京Vの選手は多くが、サンフレ攻撃に参加しており、ゴールまえはガラガラ。よってソティリウはいとも簡単にゴールにけり込むkとが出来た。しっかし本当に驚いた、大迫の低弾道フィードではありました。

 

■■<南米エクアドル、『中国人へのビザ免除を停止』 入国者が『異常な増加』> 南米エクアドルは18日、中国人への査証(ビザ)免除措置を一時的に停止すると発表した。中国からの入国者が『異常なまでに増加』していることが理由だという。米国を目指す中国人移民は増えており、ビザが不要なエクアドルは米国行きの出発点になっていたとみられる。

 

エクアドル外務省の声明によると、中国からの入国者はここ数カ月で急増しており、その半分がビザ免除措置で定められた90日間以内に正規の手続きで出国していなかった。また、中国人らは通常とは異なるルートで『西半球の別の目的地』を目指していると指摘した。

 

米シンクタンク『ニスカネン・センター』は5月、エクアドル政府のデータを引用し、2023年に中国人がエクアドルに入国した回数は約4万8千回だった一方で、出国回数は2万4千回だったと明らかにした。エクアドルに不法滞在しているか、通常の出国管理を経ないで出国したとみられている。

 

◆中国よ、ちゃんとした主権国家なら、逃亡する国民を阻止したらどうだえ。不平不満だらけの中国なのかなあ、これほど脱国者が多いといういうことは。どうだい、習近平君、グウでも、ハアでも言ってみたら。