今日の画像は、スイスアルプストレッキンのスナップ『インターラーケンへの車窓から』、北大路欣也主演の『藤沢周平原作・三屋清左衛門残日録』、奥穂のジャンダルムより厳しく、難しい北穂高の『迫力抜群のゴジラの背を進む麻莉亜』、カープ堂林翔太・桝田絵理奈夫妻、『妻絵里奈誕生日祝いのツーショット』。そして、情熱的『真っ赤なバラ』です。『きっとあなたは 赤いバラの バラの香が苦しくて 涙をそっと流すでしょう・・・』、古いけど『ブルーシャトー』です。

★プロ野球・カープの堂林翔太内野手の妻で、元TBSでフリーの枡田絵理奈アナウンサーが27日に自身のインスタグラムを更新。夫との2ショットを公開した。

桝田アナは『愛知に里帰り 一番落ち着く大好きなお店で 家族と友人ファミリーが誕生日のお祝いをしてくれました 珍しくお酒を飲んで ご機嫌な私 楽しい夜でした』と25日が38歳の誕生日だった枡田アナは地元に帰省していることを報告。赤らんだ顔でケーキを掲げた夫婦ショットをアップした。

枡田アナは2014年に堂林と結婚し、15年9月に長男、17年9月に長女、19年9月に次女を出産した。

 

プロ野球生活の終幕に近づいた翔太。まさに正念場だ。3割、20本本塁打、翔太最高成績に向けて、ガンバレ、2024年!

 

 

 































■■『権七郎さんも、友世さんをかわいがりましてね。亡くなった後5年も後添いをもらわなかったほどでした』
『すると、身体が弱かったということは?』
『いいえ、いたって丈夫な人でしたのに、どうしたことかあの冬は風邪をこじらせて、ふっと亡くなったのです』

清左衛門は御餌差屋敷を出た。日は相変わらす暑かったが、遠くの空にうかんでいるのは秋の雲だった。

――何か、ひどい思い込みをしたようだ。
と清左衛門は思った。

自分だけでなく、あの安富源太夫も勝手な思い込みから命をちぢめたようにも思える。探索の自信がみるみる消えて、清左衛門は餌差足軽の女房、年江から聞いた話は、当分誰にも言うまいと思った。

人に話しては、源太夫がかわいそうだという気がした。


■■<NMN狂騒曲Ⅶ『似た商品の登場』>NMNサプリを楽天市場で売る男性(40)は2010年秋、同じ楽天で売り上げを伸ばす商品に目をとめた。サイトやデザインが自社商品と似ていたのだ。その商品を買ってみると、ラベル表示にも疑問が浮かんだ。それは朝日新聞の調査でNMNが検出出来なかった商品と同じものだった。男性は15年頃にサプリの企画販売を始め、21年夏にNMNサプリを発売したばかりだった。

若返りの研究で知られるハーバード大教授のベストセラー本に触発され、NMNの粉末は輸入業者カラ1キロ20万円ほどで仕入れた。当時のサプリは1カ月分で数万円が多かったが、1人で働く自分なら5,000円程度で売れると試算。実際に売り出すと問い合わせが押し寄せ、売り上げも伸びた。

似た商品サイトを見つけたのは、その矢先だった。価格は自分の商品をさらに下回っていた。だが、商品ラベルには、NMNの含有割合が商品の9割を占めると表示されていた。NMN以外の栄養分も多く、成型に必要な添加剤の重さも考えると、不自然ではないか。

疑念を21年4月、楽天と消費者庁の情報提供窓口に知らせた。さらに12月、似た商品に注意を促す文面を自社サイトに載せた。

     <NMN \54,000 アマゾン>



すると翌日以降、相手の商品サイトのデザインが一変し、昨春には楽天から姿が消えた。ただ、数カ月後にはアマゾンに登場し、たちまち売上数のランキング上位へ駆け上がっていった。サイトのデザインが変わり、楽天から姿を消した理由は何だったのか。


■■<『出生急減、大学淘汰加速へ』 記者が振り返る今年の教育界・下――日経新聞>
デスク: 10兆円ファンドは研究力の向上につながるか。

C: 中堅大・地方大の底上げを欠いた一部の大学への投資では駄目だろう。ファンドの支援額も世界で戦うには不十分との指摘もある。

D: 研究資金の少なさが指摘されながら有効な手は打たれなかった。ある程度は豊かな研究環境づくりに資すると思う。

E: 有識者会議のメンバーも言っていたが10兆円ファンドは社会実験だ。どんな結果が出るか長い目で見守るしかない。ファンドだけが研究力向上の道でもない。

デスク: ファンドの支援を受ける大学には経営のお目付け役として合議体が新設される。それを可能にするための国立大学法人法改正では波乱があった。

A: 支援の有無に関係なく、一部の大規模大学に『運営方針会議』を置く内容が十分な説明なく突然出てきた。学長が合議体の委員を任命する際は文科相の承認が必要で、日本学術会議の任命拒否問題と同じことが起こると懸念が広がった。

C: 文科省は『当の大規模大から強い反発はない。承認は恣意的には行わない』と釈明していた。

B: 『もう少し丁寧に進めるべきだったかもしれない』という声は省内にもある。会議の委員は学外者を想定するが、国立大には既に学外者が過半数を占める経営協議会がある。法案を見て屋上屋ではないかと感じた。

E 大学によっては経営協議会は形骸化している。04年の法人化から20年。国立大のガバナンス改革の検証が必要だ。

デスク: 人のように対話できる生成AI(人工知能)の影響を巡る話題も多かった。

D: 文科省は7月に小中高校向けの指針を出し、明示せずに作文に使うなど不適切な例を示した。新技術を子どもに使わせないことは難しい。AIを使ってどんな学びをさせるかが肝心だ。



B: 現場の対応はまちまちだ。授業や校務に生かす学校もあれば不正の懸念から利用を自制するところもある。文科省は50校余りのモデル校を指定して活用法を探る。

A: 大学も次々に学生、教員に指針を出した。東大は4月に最初の通知を出し、誤情報などへの注意喚起をしつつ『傍観せず社会の変化を先取りして』と呼びかけた。

C: ある私大教員によると、学生のリポートがAIが出力した文章の丸写しで間違いだらけになる例もあれば、AIの答えを批評する面白い内容もあったそうだ。『これからは知識のみを問うような課題の出し方は通用しない』と話していた。

デスク: 22年に実施された経済協力開発機構(OECD)の学習到達度調査(PISA)の結果が発表された。

B: 前回18年の調査で過去最低の15位だった読解力が3位に回復。文科省はほっとしていた。

A: 日本は新型コロナウイルス禍での休校期間が短く、教員の頑張りや行事の縮小もあって学力への悪影響を避けられた。生徒がテストで使われる端末の操作に慣れたことも大きいだろう。

C: 『次回以降の推移を見ないと本当に改善したかどうか分からない』という専門家もいる。そもそもPISAは学力の一側面に過ぎない。結果は冷静に見るべきだ。

デスク: 足元では小中学校は課題山積だ。教員不足は改善したのか。

B: 東京都の小学校の教員採用試験の倍率が今年は1.1倍に沈んだことが全てを物語る。中教審は8月に業務削減などを緊急提言したが、現場の評価は『中途半端な内容だ』と厳しい。

D: 『とにかく人がいない』という声を聞く。人を育てる教職の魅力は分かっていても過重労働や保護者の理不尽な要求が嫌われ、ほかの職業を選ぶ人が増えている。

E: 年明けから処遇改善の議論が本格化し、春には方向性がまとまる。『給料アップより残業削減、マンパワーの増加を』という主張も強い。

デスク 不登校児童生徒の数が前年比2割増の30万人近くに達した。

D: 文科省は弾力的な時間割が組める『学びの多様化学校』を大幅に増やす方針だがあくまで学校なので不登校生は行きにくいとの指摘もある。

C: 「『家にいる子どもにきつい言葉をぶつけてしまう』などの悩みを抱える親も多い。保護者への支援も必要だ。

デスク 学校のあり方が根本的に問われているのに答えが見えないまま過ぎた1年だった。

◆問題山積の教育界だねえ。あの、岡山理科大が経営する、『千葉科学大学』の公営化はどうなるのだろうかねえ。偏差値が0~35くらいだから、誰でも入れるという広き門の大学だが、こんな大学出ても、人前で『千葉科学大学卒業です』なんて恥ずかしくって大声ではいえないねえ。困ったもんだなあ、加計理事長よ。安倍晋三なかりし今、どうすることもでんぞえななあ。


■■<鳥居ユキ『服作りで、人を笑顔に 61年』>色豊かで上品な花柄プリントで知られる『ユキトリイ』のファッションデザイナー、鳥居ユキさん(80)。19歳でコレクションデビュー以来、61年間1度も切れることなく新作を発表し続けてきた。その原動力にちうて、『服を着た人が笑顔になるのを見たいから』と語る。

東京都内で母親が営む洋裁店で感性を磨き、文化学院で服飾を学んだ。1962年、母のショーで初めて作品を披露し注目される。75年から2008年までパリコレクションに参加した。

『花はすべて好き』で、自宅に咲く花、菓子箱の花柄など目に付いた植物を写真に残している。『身の回りにある、自分が素敵だなと思った物をデザインに生かします』。花柄のほかにも、水玉模様やジョウ柄など時代に沿うデザインを考案する日々で、『私一人で柄や色を一から考えるので、時間がかかるんですよ』と微笑を浮かべる。

コロナ禍で対面や店舗での接客が難しくなった時、常連客向けにオンラインのコーディネートアドバイスを始めた。自身も顧客に対応しており、『この人にはこのブラウスが似合いそうとか、この服の組み合わせがいいだろうな、というのは見ただけで分かります。お客さんと直接コミュニケーションを取れるのがいいですね』。



健康の秘訣は、毎日の自転車トレーニングマシンとストレッチ。『ストレッチは20代の頃からの日課。やらないと血流など流れが悪くなるようで気持ちが悪い』。

姿勢にも人一倍気を付ける。『デザインを描いていると、背中が曲がってしまうことが多い。姿勢は年齢を表すので、常に意識します。「背中が丸まっている」と従業員と声を掛け合っているんですよ』。

デザインでの悩み、つらいこともあるが、『服づくりが好きだから続けてこられた。明るい服を着ると、自分だけでなくまわりもハッピーになりますよ。お客さんから「買っていた服が他の人から褒められた」と言ってもらえるのが何よりの喜び』。トレードマークのサングラスの中の瞳が輝いていた。

◆すごい。『ハナエモリ』にも次ぐファッションデザイナーだねえ。素晴らしい。