今日の画像は『奥穂高への道598 奥穂高下山・横尾~上高地』、史上初日本代表監督を8年連続で務める『広島出身の森保一監督』、広島のマツダが『EV MX-30』に新しく搭載する『ロータリーエンジン・レンジエクステンダー搭載車のロゴマーク』。そして、新年『本通りの賑い Ⅳ』です。賑わう本通りが、今年の広島の賑いに繋がるでしょうかしら。

★元大関、『十両12枚目朝乃山』は、昨日も白星を重ね6連勝。今場所12勝すれば、幕内復帰のメドが立ちます。是非、頑張って、照ノ富士が大関復帰~横綱昇進を果たした道をトレースしてほしいですねえ。頑張れ、朝乃山ではあります。

     <梓川沿いの業務用車両 一般車は入れない>






































    
    <本川、天満川分岐>




■■■2022年カタールW杯は、森保ジャパンはベスト8戦で、惜しくもPK負けはしたものの、リーグ戦で欧州強豪のドイツ、スペイン戦を勝ち抜き、ベスト16に進む快挙を挙げた。その監督森保一は、2018年7月に五輪監督を兼務のまま、日本代表の監督に就任。そして2022年11月、W杯一次リーグで、ニカラグアに惜敗したもの、欧州の雄ドイツ、スペインを下し、決勝トーナメントベスト16に進出。改めてその手腕が世界中で高く評価された。実は、森保一の監督職への就任は、2012年のサンフレッチェ監督就任からひもとかれる。サンフレ監督在職5年のうち、3回も優勝するという快挙を挙げた。その延長線上に日本代表監督就任があった。その、サンフレッチェで森保新監督を生んだ物語をアップする。

■■何かを言い続け、それが相手に響くと、確実に変化が表れる。2012年シーズンにおいて、特に変わったと感じられたのが、若手選手の心がけの部分だった。

意識がまだ低い傾向にある若手は、ときとして手を抜いてしまいがちである。ある若手が『100%の力でやっていないぞ』との指摘をスタッフから受けた。『レギュラーのベテランがガチで頑張っているのに、レギュラーを狙うはずの若手がそれをやらないでどうする』。そういう檄は、練習に刺激を与えるためにも必要だろう。

例えば、走るトレーニングをする場合だと、多くのベテラン達は、自分のペースで行う。ゆったりとしたペースになることもあるが、それはベテランが経験から自分なりのコンディションの整え方を知っているからだ。ところが、そのゆっくりしたペースに若手が合わせてしまうことがある。ともすれば、若手同士でぺちゃくちゃしゃべったりしながら走る。もっと動けて走れるはずなのに、それも、『やったいない』一例である。

現役時代のボクは、頑張ってナンボの選手だったから、引退するまで全力で走り抜けた。『もしも選手時代に「やっていない」なんて言われたら、オレにとってそれは屈辱的なことだった。出来ないならともかく、やらないということはあり得ない。ベテランがペースを落としている時にこそ、若手はペースを上げてアピールするもんじゃないの? 意欲を見せないでどうするの? マイペースと手抜きは違うんだぞ』。

そんな言葉を若手に掛けたのだが、それはいわれた側の胸にきっと突き刺さったことだろう。けれども、人間は忘れる生き物。グサッときた衝撃も、時が経てば忘れてしまいかねない。だから、時々同様の指摘をする。それを開幕前のキャンプから続けたことで、若手の意識は変わり、『常に全力で臨む』ようになっていった。

◆2012年サンフレッチェ登録選手  槙野、柏木らの名前がない。この年、ペトロビッチと一緒に浦和に移籍したんだなあ。この年サンフレが初優勝した、その喜びの体験を享受できなかった、哀れな人達ではあるなあ。
 ・西川周作  ・ファン・ソッコ  ・西岡大輝  ・水本裕貴  

 ・千葉和彦  ・青山敏弘 ・森﨑浩司  ・森﨑和幸  
 ・石原直樹  ・佐藤寿人  ・増田卓也  ・ミキッチ  ・髙萩洋次郎  

 ・山岸智  ・平繁龍一  ・イ・デホン  
 ・石川大徳  ・原裕太郎  ・横竹翔  ・鮫島晃太  ・森脇良太  

 ・大﨑淳矢  ・井波靖奈  ・清水航平 ・丸谷拓也  ・野津田岳人  

 ・辻尾真二 ・塩谷司  ・中島浩司

そういえば、槙野は浦和から神戸に移籍し、控え選手となった後、昨季をもって引退したねえ。そして大口で曰く『日本代表の監督になりたい』と。お前がなれる器か、と蔑むねえ、この槙野には。また、コロナルールを破った柏木は、J3のFC岐阜に落とされた。輝いたいた日々が懐かしかろうねえ、柏木にとっては。


■■<ブームか『マッチングアプリ婚 Ⅰ』、新山千春も活用>それは、業界の空気を一変させる告白だった。2022年4月、タレントの新山千春が、14歳年下の20代の男性と交際していることを公表。自身のユーチューブチャンネルで『アラフォー女優がマッチングアプリやったら奇跡が起きた』と題して、自身のプライベートを詳細に語ったのだ。友人の勧めでアメリカ発のアプリを使ったこと、相手がサンフランシスコ在住の日本人デザイナーであることなどを赤裸々に明かした。

この告白に社会が驚いたポイントはたった一つしかない。これだけ名前の知られた芸能人がマッチングアプリを使って、恋を実らせたことである。そこから先の反応は大きく2つに分かれるように思える。一方にアプリを介しての出会いは危険が伴うものであり、かつて社会問題化した出会い系サイトのようにリスクが高いのではないかと考える人々がいる。片や、なるほど出会いの場としてアプリを使うのは当たり前だ、と思う人々が存在している。

ここに1つのデータがある。三菱UFJリサーチ&コンサルティングが2021年に発表した『マッチングアプリの動向整理』だ。マッチングアプリを知っていると答えた層は20代で実に68.2%に達し、多数派を形成している。現在利用している、あるいは過去3年以内に利用したことがある、と回答したのは28.9%と3割近くいる。

ところが、40代になると『知っている』層は33.5%まで下がり、『利用したことがある』も――無論、すでに婚姻している、パートナーがいるといった理由も大きいのだろう――6.8%しかいない。これより上の世代は推してしるべしといったところか。年長世代にとって、マッチングアプリは身近なものではなく、イメージでしか語られないという現実がここに示されている。若い世代にとって、マッチングアプリはすでに日常の一部だが、親世代には不可視な存在となっているのだ。

◆『11万人の結婚』が失われた  若年層におけるマッチングアプリの浸透には、見過ごせない社会的背景がある。東京大学の沖田准教授と東京財団の千葉安佐子が2022年2月に発表した研究によれば、新型コロナの流行とそれに伴う対策は多くの出会いを奪い、この2年間で婚姻数はおよそ11万件も減少したという。2021年には、婚姻数・出生数がともに戦後最少の50万組余を記録している。これらのデータは男性の4人に1人、女性の6人に1人が結婚を選ばない時代を象徴している。少子高齢化は新型コロナによって、さらに加速したのだ。

『過去10年間、日本の婚姻数は一貫して下降してきました。2010年に70万件あった婚姻は今や50万件前後にまで減ったのです。2020年、21年の2年間で失われた婚姻が11万件に及びます。私達は「コロナ以前」である2010年から2019年までの10年間のトレンドを解析し、「感染症がなかった場合」の推計値を算出しました。その推計値と現実の婚姻数の差が、11万もの「失われた結婚」というわけです』(千葉)。

コロナ禍によって婚姻が失われたことはその他のデータからも明らかだ。例えば『ゼクシィ結婚トレンド調査2021首都圏』によれば、以前から30歳以上は20代と比べて交際から結婚までの期間が短いことが分かる。そしてコロナ禍に入るとまず30代、40代の婚姻数が下落し、続いて若年層の婚姻数が下落した。人流抑制による『出会いの減少』で、まず先に交際から結婚までの期間が短い30代以上の高齢層の婚姻数に影響が出たことtが分かる。

千葉は今後、20代などの若年層の婚姻数にもはっきり出るリスクを指摘した上で『この2年間に出会おうとする努力自体が失われてしまった場合、今後、さらにダウントレンドが鋭くなる可能性も考えられます』と警鐘を鳴らす。

国内大手のマッチングアプリ『ベアーズ』の自社調査(2022年4月)によれば、デートや恋活控える理由を尋ねたところ、『デートをするために混雑した場所に出かけると感染の不安があるから』が23%でトップとなり、『自粛要請が出ているから』が続く結果となった。

『我々の調査では、若い世代も結局は学校とか職場など日常生活の中で顔を合わせることによって交際がスタートする割合が非常に大きいのです。リクルートの行った調査では、24歳以下の世代では『職場・学校・趣味』での出会いをきっかけに結婚する割合がおおよそ7割。大切なのは、やはり顔を突き合わせるリアルな交流なのです。が、これがコロナ禍で失われてしまいました。婚活が失われれば、出生も減っていくことが予想されます。事実婚がそれほど根付いていない日本の社会では特に顕著でしょう。11万件の「失われた結婚」が今後、社会に与える影響については、数年をかけて見極める必要があります』(千葉)。(石戸諭筆)

◆ふーむ、よくは知らなかったねえ『マッチングアプリ』。ちょっと噂は聞いたけど、これほどのものとは。ITって恐ろしいねえ。異次元の世界を作り出す。


■■<『出会いと感動の日々』>広島市の江波皿山の麓に小さな資料館『シュモーハウス』がある。広島平和記念資料館の付属施設として2012年に開館し、昨年10周年を迎えた。名称は米国のフロイド・シュモーに由来し、被爆後の広島に寄せられた海外からの支援を伝えている。

シュモーは、米カンザス州出身の森林学者。広島・長崎への原爆投下に深く心を痛め、住まいを失った人々のために家を建てようと決意。資金を集め、米国から同行した仲間や日本の学生ボランティアと一緒に汗を流し、1949年から53年までに住宅20戸と集会所1戸の『広島の家』を完成させた。

家づくりと共に目指したのは平和の構築。建設現場に『お互いを理解し合い、家を建てることによって平和が訪れますように』と記した看板を掲げた。

国家・人種・宗教などさまざまな違いを持つ人々が、力を合わせて働くことで互いを思いやる気持ちと友情が生まれた。これほどまで思いが詰まった建物も老朽化や住宅事情の変化に伴い撤去されていった。1棟残されたのが今のシュモーハウスだ。

シュモーは94歳で米シアトルに公園を造り、右手に折り鶴を掲げ持つ佐々木禎子さんの像を据えた。03年、像の右腕が切断される事件が起こり、修復活動が始まったと聞いた。それがシュモーとの出会いである。

『平和運動は言うことない。行うこと』というシュモーの言葉と体現したことに強く惹かれ、足跡をたどる旅が始まった。『広島の家』建設に携わった人々にも会ったが、いずれも『楽しかったなぁ』と思い出を語ってくれた。彼らとは今も交流を重ねている。19年シュモーの孫や妻富子らが暮らすシアトルに赴いた。

『フロイド・シュモーの一番大切なことは世界平和。二番が家族と友達。三番がアップルパイ』と、家族だからこそ語れる逸話や記憶を共有できたことに高揚感を覚えた。会ったことも言葉を交わしたこともないシュモーが、時を超えてなお、人の縁を繋いでいる。(西村宏子筆)

◆すごい人がいたんだねえ、アメリカには。まさにいろんな人達の混合がアメリカ合衆国なんだろうなあ。


■■<朝晴れエッセー『静かな朝』>私は世間でいう『リターンライダー』である。3年前に125ccのスクーターを購入して天気の良い休日は近隣を乗り回している。

今年の4月から再雇用の身となった。業務は同じだが、会議はなくなり定時に退社することが当たり前となった。明るい時間帯に帰れる身としてはバイクで通勤するのもありだなあ、ということで天気の良い日はバイク通勤となった。

通勤距離は片道24キロで、信号は21カ所ある。通常は2~3回信号で足止めされる。最初の頃、信号待ちの際車通勤とは異なる風景とおぼしき違和感を得た。何だか分からないまま夏を迎えたある日、ふと気が付いた。静かなのだ。信号待ちではほとんどの車がエンジンを停止しており、交差する車線を走行する車両のタイヤの音しか聞こえない。自分のバイクもアイドリングストップ機能を有しており、すこぶる静かなのだ。

クルマ通勤の際には窓を開け閉めしてエアコンを効かして音楽を聴いている。窓を開けても自分のエンジンの音で周囲の環境音には感心が向かない。でも、バイクだと静かなのだ。独身時代に乗っていた頃は、信号待ちでは周囲の車から出る排気ガスで暑苦しい空気に包まれていたことが思い出される。時代が違うと交差点の風景も違ってくるのだなあと感心した。

朝夕のバイク通勤も寒さが身に染みるようになった。当地は11月下旬頃からみぞれが降り始める。あとひと月くらいは乗れるだろうか。防寒対策を施して、もうしばらくバイク通勤を楽しみたい。(新潟 男性61)

◆バイク通勤は気分的にはすっきり、晴れやかな雰囲気を感じるが、暑さ寒さの気候の変化には弱いからなあ。それと事故が流行り四輪に比べて心配だなあ。


■■<福島第一原発の『処理水』 今年春から夏頃に海洋放出へ>政府は東京電力福島第一原発の『処理水』について、今年の春から夏ごろに海洋放出する方針を決定した。

政府はさきほど開かれた関係閣僚会議で、福島第一原発の『処理水』について、放出設備の工事完了や原子力規制委員会による検査などを経て『今年春から夏ごろ』に海洋放出を開始する方針を決定した。政府はおととし4月に、『2年程度後』をめどに海洋放出を始めるとの基本方針を決めていて、その時期をより具体化した形。

また、今後の対策として、風評被害を懸念する声が根強くある全国の漁業者について、処理水放出の影響を受ける場合、新たに設けた500億円の基金を使って漁場の開拓にかかわる経費や燃料費などを支援していくことを盛り込んだ。

東京電力HDの小早川社長は、『私どもとしては、やはりリスク、それから安全最優先はもう大前提になりますけれども、その上でしっかりと我々の役目を遂行してまいりたいと思っております。地元の理解についてはまだまだご理解がしっかり進んでるという状況にはないという風に思いますので、私どもとしてもしっかり様々なお立場の方がいらっしゃると思いますので、様々なご不安とご懸念にしっかりと向き合って、丁寧に説明を尽くし、1人でも多くのご理解を醸成できるように努めてまいりたい』と述べた。

◆福島原発の爆発事故は、全て東電の責任だと思う。まさに『無作為責任』だ。何も想像を超える津波に対する造詣と対策が打たれていなかった結果なのだ。東電の責任は重い。被害者救済に世紀を懸けて取り組むべし、だねえ。