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1982年、アルゼンチンが領有権を主張しフォークランドに軍事侵攻した『フォークランド紛争』。・結果はイギリスが戦いに勝利し、フォークランドは従来通り英国領に。それがまた、紛争の気配。世界には領有権を巡っての争いの種はつきません。特に資源がらみだと横車どころか、垂直車を押す国も多くあります、中国の尖閣諸島領有権主張のように。

『180年前の今日、マルビナス諸島(英国名フォークランド諸島)を力ずくで奪われた』。英国のガーディアン紙に、キャメロン首相宛の公開書簡が掲載されました。差出人はアルゼンチンのフェルナンデス大統領。『世界の政府が植民地主義を認めない』として、島の返還を強く求めています。キャメロン首相はすぐさま『住民投票を尊重すべきだ』と反論。

昨年10月、フォークランド自治政府の立法議会の議員が、住民投票の内容を協議するため集いました。英国領に留まるべきか、アルゼンチン領となるべきか、あるいは独立すべきか―。この三つが検討されました。島民のほとんどがアルゼンチン領になることを望んでいないと言われます。

島民の3千人の8割がスタンレーに住んでいます。のどかな田舎町では宅地開発が進み、新築の家が並んで。好景気なのです。南米チリと島を結ぶ週1便の定期航空便は、島からクルーズ船に乗り継ぐツアー客で満席。南極圏の島々まで、ペンギンやアザラシの見学に行くツアーが人気です。だがアルゼンチンからの直行便はありません。

観光名所の一つがスタンレー港近くにある『フォークランド諸島会社』。かつて島の羊毛産業を一手に独占し、植民地経営を担いました。1970年代まで、島の土地の大半を所有。当時の島民の収入は少なく、若者は仕事を求めて島を出ました。『英国は冷たかった』と、当時を知る人は口を揃えます。生活物資から医療まで、島の生活はアルゼンチン頼みでした。

『放置された島』の象徴が、漁業でした。当時、島の周囲に漁業権は設けられておらず、旧ソ連やポーランドの漁船による乱獲が問題になりました。が、英国政府は植民地フォークランドのために動きませんでした。『英国にとって優先順位の低い島だった。紛争で全てが変わった』と自治政府高官。

紛争終結後、英国が漁業交渉をまとめ、86年に漁業協定が発効。島には漁業権収入が生まれました。それまで500万ポンド(7億円)で推移していた自治政府の歳入は、8倍の4千万ポンド(56億円)に跳ね上がって。漁業権に次いで、収入の柱になると期待されるのが、埋蔵量が80億バーレルを超えるとも推定される海底油田の採掘権。すでに5社が試掘を始めました。漁業権と採掘権による収入増で、自治政府の歳入は6千万ポンド(86億円)にのぼります。

『経済危機のアルゼンチンは、好景気のこの島がほしい。どうして俺たちが、不景気な国の一部にならなきゃいけないんだ』、タクシー運転手のつぶやきです。

これまでもアルゼンチンは政権運営が難しくなると、大統領が『マルビナスの主権回復』を訴えることが続いてます。フォークランドに進攻した軍事独裁政権はその典型です。アルゼンチンは、今もインフレが止まらず、ドルの送金や換金の大幅な規制で経済は混乱しています。国債は最低格付けで、治安も悪化し、国民の政府への不満は高まる一方です。

アルゼンチンの首都『ブエノスアイレス』は、パリの街に似た美しい街として有名です。オペラ座などを真似た劇場など、往事のアルゼンチンの栄華の残映です。大正時代、1910年代、アルゼンチンは小麦の生産で世界を凌駕し、欧州への輸出で潤い、この街を建設しました。が、その後アメリカの農業の発達に伴い、アルゼンチン小麦の需要が減り、代替産業の開拓もままならない中、没落します。ここ20~30年は常に金融危機状態で、国債もデフォルトになったことも。まさに『おごる平家ひさしからず』の例ですねえ。『ブエノスアイレス』とは、『良い空気』を意味します。(*.^)
   
★昨日サンフレは、石原、千葉の『新ホットライン』で2得点挙げ、2-1で新潟に勝ち、今季初白星。佐藤は、右足に痛みをおぼえ、後半30分に交代。ACLへの出場も厳しそうです。サンフレは昨季と異なり、けが人を抱えてのスタート。厳しい環境ではありますが、着実に白星を重ねてほしいと思いますねえ。今節は、ホームに鹿島を迎えての一戦。甲府かた移籍したダビィと大迫のフレッシュラインは見応えがあります。

★昨日の最高温度、宮崎高鍋28.5度、熊本人吉26.8度、和歌山新宮26.1度、神奈川小田原25.4度。全国37観測点で3月としては過去最高の気温を記録。広島も23度くらいあったのでしょう。普通の服装では暑くてたまりませんでした。(*.^)

★エジプトで昨年2月起きた、サッカー場の騒乱事件で21人の地元ファンが死刑確定と。この騒乱事件で、74人が死亡し、1,000人以上がケガをしたと。それにしても恐ろしい事件ですねえ。騒乱で死刑とは。まあなるべくしてなったのは間違い内容ですね。試合後にピッチになだれ込み、選手やサポーターを襲撃したと。恐ろしや、恐ろしや。Jリーグではこのようなことはありませんが、時折浦和のサポーターが監督やバスを囲んだりして、ひんしゅくをかっていますね。

★今日は『広島南アルプス7山の縦走』を予定していましたが、雨模様。中止で、週1回の山歩きをベースにしている私としては残念。明日午後にでも、近場の牛田山縦走に切り替えて。この夏、立山三山、大日岳連山の縦走を計画している拙者としては、なんとしても脚力の向上を目指さなければなりません。(^.*)

◆今日の画像は、『米ツアー、プエルトリコ・オープンでホールインワンを達成した石川遼』と、素朴な美しさの『ナデシコ』です。石川遼は、国内ツアーで2度ホールインワンを達成していますが、米ツアーでは初。しかしすごいですねえ、入れようと思っても出来ないホールインワンですから。(*.*)
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