映画「フラガール」で南海キャンディーズしずちゃん(山崎静代)が演じる熊野小百合の父、熊野五郎を演じた志賀勝さんが拡張型心筋症で4月3日にお亡くなりになられました。78歳でした。
たった一人の家族で娘である小百合にフラガールを薦めた五郎。
ハワイアンダンサー募集の説明会登場シーン。
「ちっちぇえ頃から、踊りが好きで好きで。。。な?」の後のシーン。
まどか(松雪泰子)が指導、紀美子(蒼井優)、早苗(徳永えり)、初子(池津祥子)、娘の小百合(南海キャンディーズしずちゃん)がレッスン中に訪れるシーン。
このフラの動きを真似するシーンで笑った方も多いと思います。
うまく体を動かすことができず、ついに泣いてしまう小百合。
「練習が終わるまで外で走ってきな!」とまどかに言われた直後のシーン。
五郎は「小百合、頑張れ」と温かくエールを送っています。
常磐ハワイアンセンターオープン前、炭鉱の「落盤事故」により亡くなられており、娘の晴れ姿を見ることは出来なくなってまいましたが、オープン当日、親戚のおばさんが遺影で五郎を連れてきているシーン。
キャラバン中ずっと笑顔で踊れない小百合は父の訃報を知らされながらも「躍らせてくんちぇ、父ちゃんもきっとそう言ってくれてると思うから」と涙ながらに訴えるシーンは、複数回撮影を繰り返し気持ちを作っていき、しずちゃんの本当の涙で。
父ちゃん、小百合は笑顔で踊っています。
映画が撮影された頃は60代ですので、それだけ高齢でいつ。。。となっても致し方が無い部分もありますが、お別れはやはり辛いものです。
スパリゾートハワイアンズにある「フラミュージアム」には、映画出演者のパネルとサインが展示されています。
ハワイアンズの入場料込みで見れますので、ご来館の際は、ぜひご覧ください。
父ちゃん・・・いや、
志賀勝さん、安らかにお眠りください。
謹んでお悔やみ申し上げます。