2日前の午前中にメールが入る
「嘘ついたりしたくないから正直に話すね
さっきいきなり明後日はどんな用事があろうと夜は家に帰って来いって言われた
泊まりの予定があるって言っても普段は何も言わないのに
今回は聞き入れないんだよ
相手の親が来るとか何とかって言ってたけど内容はよくわからない
でも出来ることはするからせなもあきらめないで待ってて」
まさか。。。
こんなことになるとは。。。
考えてもいなかったし不倫というのが頭から離れていたのか?
物凄くショックで腹立だしい気持ちにもなった
「わかりました
今回はもういい、あきらめよう
これからはなにも期待しない
私たちは所詮不倫で私は愛人で2番目
そんなことを思い知らされた」
その後しんからすぐに返事はなかったが夜になりメールが入る
「話したいことがあるから今から少しだけいい?
あと30分あれば着くから出て来てくれないかな?」
「言い訳とか謝る言葉とか聞きたくないから来ないでいい」
「じゃあ〇〇でずっと待ってる
来たくないなら来なくていいよ
自分の気が済むまで待ってるから」
それから3時間が過ぎようとした頃
強がっていた私だけど気になってその場所へ行ってみた
どうせいないだろうと思いながら。。。
しかししんはいた
寝てしまっていたけど明らかに待っていた
運転席の窓をノックする
慌てて起きたしんは助手席に回るように指を指した
「来ないと思ったよ」
「いなと思ったよ」
2人して顔を見合わせて笑ってしまった(^_^;)
「昼間はごめんね
ちゃんと何かしら対応してから伝えればせなに嫌な思いさせずに済んだのにね
嫁とじゃ話にならなそうだから直接親に連絡したよ
そうしたら近いうち最近の様子を聞きに行こうと思っただけだって
予定があるならそっちを優先しろって」
「そうだったんだ
でも奥さんはなんでそんなに慌ててたのかな?
何か女の勘でも働いてたりして。。。」」
「そうかもしれないけどね
俺が直接断ったのを親から聞いて怒ってたけど
それなら自分も親に子供を預けて出かけるって言ってたよ」
「どこに?」
「聞いてないからわからないけど男のところだと思う
今まで何度もこんなことがあったし
俺が本当に泊まりの仕事に行ってる時も
ばれてないと思い込んでほとんど出かけてるから
まぁ、嫁の話はもういいよね?
旅行は予定通り行ってくれる?
今から行かないってなったら余計に怪しまれるよ(笑)」
「それもそうだね
じゃあまた明後日にゆっくり話そう」
本来は怒ってるはずなのにこの人はなぜか許せてしまう
会えると決まったときに一緒にいれないと言われたのは今回が初めてで
計りきれないほどのショックだった
わがままも嫌味も言わないと決めていたのに言ってしまった
でもしんはこう言った
「せなはいつも我慢したり遠慮したりしてる
もっとわがままになって感情を出してほしい
気を使ってるんだろうけど逆に俺のことはどうでもいいんじゃないか?って
不安になってるときもあるんだよ
今日は嬉しかったな。。。
どんな言われ方されようと絶対にせなとの約束を優先するって思った
相手の親に自分からこういうことを言うのは初めてだったよ」
しんは何でも器用にこなすこと井がが出来る人だ(恋愛以外だが)
でも私はしんの背中を押す新たな力を与えた