今回が最後です。

母の介護の体制を整える為に母には一旦緩和ケアに入院してもらいました。年末で自営の仕事が忙しい為母には2週間の予定で緩和ケアに入院してもらいましたがその2週間の間に一気に状態は悪くなったようでした。緩和ケアに入る前は多少量は少なくなりましたがまだ普通に食べれていました。しかし緩和ケアに入ってからは食欲も落ちて眠る時間が長くなったようです。
この期間は今まで母に毎日飲ませていた還元くんで作った水素茶も飲ませる事も出来ず母の身体を守るものも無くなっていました。
帰宅する日は12月の27日になりその時はもう車椅子に座ることも出来ずベッドのままの帰宅になりました。
この時には喋る言葉も弱々しくなり食事もゼリーやプリンなどを少し摂れるくらいで後はほとんど眠っていました。
私達の仕事は28日に終わり29日に色々片付けをしてましたがその際、私は不注意で転んで左手を骨折してしまいました。母のベッドに行きその事を告げたら母は手を差し伸べて私の骨折した左手をさすってくれました。その後今度は私の右手を握って何か喋りかけてきました。ほとんど言葉は聞き取れませんでしたがおそらく別れの言葉を言っていたんだと思います。



私も返事をしようとしましたが何か一言でも喋ったら涙が溢れそうな気がして…。
ずっと手だけ握っていました。

そして次の日の朝 

母は静かに息を引きとりました。


11月に厚労省が発表したワクチン接種後の死亡例は
1908件でした。ワクチンとの因果関係は否定しているらしいですが。




ただしこの1908件というのはおそらく接種後数日で亡くなられたパターンですよね。母のように接種後急激に癌が悪化するというパターンというのはまだほとんど一部のSNSでとりあげられる程度です。

母のようなパターンはおそらくただ単に高齢者の癌が悪化しただけで終わってしまいます。実際に私が葬儀の時にワクチン接種後に癌が悪化したと言ってもそれでワクチンが原因と思う人はいなかったと思います。
老衰でもそうでしょう。急激に老衰が進行したとしてもそれをワクチンと結びつけることは無いと思います。
おそらく現在の超過死亡の多くは母のようにワクチンを接種してから日にちが経過したケースではワクチンが関係しているとすら思われていない状況ではないでしょうか。
私の今の願いは少しでも多くの方がワクチン接種後にこのようなケースがあるという事を知って頂くことです。















最後に。


私の母は食べるのが大好きで食事指導をさせようとする私といつも喧嘩ばかりしてました。


太っ腹で人の世話することも大好きでみんなから慕われていました。


ただの小太りのおばあさんで決して綺麗では無いけど私にとっては唯一無二の愛すべき存在でした。


またね。