少し空いてしまいましたが、しれっと再開します。
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「時間価値」を最大化するエンジニア・研究者のための思考OS
・正しく「反射」で反応できるまで叩きこむ
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先日は「走りながら考える」という思考OSについて書きました。
「間違った方向に全力で突き進む愚」を犯さないためにも「考える」ことは重要だけれども、「考え」ているだけで「行動」を起こさないなら論外ですし、「行動」を起こしたとしても今の時代、遅すぎては意味が無い。そこで「走りながら考える」わけですが、では具体的にどうすればいいか?
いくつかあると思いますが、そのうちの一つに、
(生物学でいうところの)「反射」を用いる
というものがあります。
「反射」には、脊髄反射と、(医学用語ではないですが、いわゆる)反射神経を鍛えた結果の反応の2種類が存在します。
脊髄反射とは、熱いものを触ったときにとっさに手を引っ込めたりする反応のことで意志とは関係ありませんので、今回は触れません。今回はもうひとつの、(いわゆる)反射神経が良いほうの話を書きます。(反応が良い)反射とは、頭で考えることなしに必要な動作をできる状態のことです。
何かを脳で感じてから脳が指令を出すと、一般人で0.3秒以上かかるそうです。例えば、プロテニスプレイヤーのサービスは時速200kmを超えますが、これは大体0.4秒で自分のところにまで来ます。脳が「動け」と指令を出してから実際に動き始めるためにはさらに時間がかかりますから、一般人にプロの高速サービスを取ることはできません。しかし、プロテニスプレーヤーは高速サービスへの「反射」が鍛えられているため、サービスのフォームと打ち出された玉を見てから、約0.2秒で反応し、ボールが自陣に来る0.4秒までにリターンの準備まで行うのです。この反応は脊髄反射と違い、きちんと脳を経由していますが、考えてはいません。考える前に「反射」で身体が動きます。
仕事においても、このレベルまで反射神経を高めることができれば、「走りながら考える」余裕ができるようになります。
どういうことかというと、高いレベルの仕事をほとんど考えることなく「反射」でこなすことにより、より難易度の高い「考える」必要のある仕事や、戦略立案のための時間を生み出すということです。普通の人であれば反応すらできない高速サービスに適応し、さらに次の展開に備えるプロテニスプレーヤーと同じように、常人ではこなせないレベルの仕事をしつつ、次を見通すのです。
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90日間プロジェクト「半導体の未来を考える会」 残り39日
本日の活動内容:
・「半導体エンジニアが半導体の未来を語る」開催
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2月22日(日)の初心者向け半導体セミナーは議論が白熱しながら、無事終了しました。
参加してくださった方々、たくさんのアドバイスをありがとうございます。
4月4日の「考える会」に向けての方向性が見えてきました。
今回のセミナー開催で得た「気付き」をもとに企画内容の変更とブログリニューアルの準備中です。