極大と極小への冒険/紀伊國屋書店

Amazon.co.jp
小学生の頃から「宇宙」系の本にハマり、大学では実に9年間、(メインテーマではないものの)本の中で述べられているような内容のことについて勉強してきたはずですが、読んでみて新たな発見があり、久々に心躍りました。
・理論上の温度の最大値、つまり「絶対高温」が存在する。
理論上の温度の最低値、つまり「絶対零度」のことは知っていましたが、「絶対高温」まであるとは知りませんでしたというより思いもよりませんでした。昔読んだ本にも温度に上限はない、と書いてあった気がします。しかし、なぜ温度の最大値が存在するのかも言われれば、いわゆる「相対性理論」によるので、あぁなるほど、そりゃそうかと納得します。
・「絶対零度」もまた奥が深い
絶対零度が-273.15℃であることは知ってはいましたが、-273.149℃と-273.149999℃と-273.149999999℃のあいだには全然違う世界が広がっているようです。
・音の大きさにもまた理論上の最大値があった。
194dBが最大のようです。(ちなみに花火が~160dB、ロケットの打ち上げが180~190dB。)どういうことかというと、音の強弱とはつまり空気の圧力の強弱ですが、地球上の圧力100000Paの条件において、194dBの音はその強弱が200000Paと0Paに到達してしまうからです。例えばロケットの打ち上げよりも大きなエネルギーを与えれば194dBを超えることは可能ですが、これはもはや"音"ではなく"衝撃波"となるようです。
その他にも、「数」や「光」や「時間」などのスケールにおいて、タイトル通り、極大と極小の世界を見せてくれます。文字通りモノの見方を広げてくれる一冊でした。
今日はこのくらいで。
いつもお読み頂きありがとうございます。