「内圧」と「外圧」による成長スパイラルの例 | いつまでも半導体エンジニアと思うなよ

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最近、朝起きてからジョギングするようになりました。
それも「めんどくさいけどさぁがんばって走るか」ではなく、気付いたら走っていて、その後ストレッチしてあったかいシャワーを浴びて、朝の準備をするという健康優良児のような生活です。

今までに何度も「健康のために」ジョギングや筋トレを初めましたが、毎回三日坊主で終わってしまいました。今回はなぜ続いているのか?


ざっくり言ってしまうとテニスのためです。
(またテニスの話かよ、と自分でも思いますが、今一番自分の中でわかりやすいので。。。)

「身体を鍛えたい」とか「健康になりたい」とか「仕事のできる人は筋トレをするもんだ」とかの理由のほうがよっぽど高尚だと思いますが、実際には続きませんでした。
頭では絶対にやったほうがいいことはわかっていても習慣化できませんでした。

しかし

テニスが上手くなりたい!テニスが楽しくて仕方ない!と、ジョギングが続きます。習慣になります。



どういうことか、"外圧"、"内圧"の観点から少し考えてみました。

言葉の定義をしておきます。
 外圧 :やらないといけないことの「締め切り」がある状態
 内圧①:ただ単にもう好きで好きで仕方ないのでそれをやりたい状態
 内圧②:長期的な視点で何のためにそれをやっているのかを納得している状態



「身体を鍛えたい」とか「健康になりたい」とか「仕事のできる人は筋トレをするもんだ」とかの理由でジョギングを始めるとします。最初は億劫ですが、2,3日続くとだんだんと楽しくなってきます。「お、これはイケるかもしれない」と思ったのも束の間、仕事が忙しくなったり夜寝るのが遅くなったりすると行かなくなります。

一日行かないところで「筋肉が落ちた」とか「不健康になった」とか「仕事ができなくなった」なんてことにはなりません。「なら、まぁ、いいか」と思っているうちに、ふと、もう一ヶ月以上何もしていない自分に気付きます。


一方、テニスの場合、まずそれなりに慣れて試合で勝てるようになってくると楽しくなってきます(内圧①)。楽しいので練習も苦にならずさらに上達します。ところが上には上がいるので、試合で最初の何試合かは勝てても、シード選手には勝てません。なんとしても勝ちたいと思い、目標を立てます。たとえば、去年、シングルスで高校生相手に初戦敗退したあと、下記の目標を立てました。
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シングルス・ダブルスを問わず、先週末出場した大会にて
2014年 5月ベスト16、2015年 5月ベスト8、2016年 5月ベスト4に入る。
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1年前に立てた(当時は無茶に思えた)目標に対し、今年のシングルスの結果はベスト32でしたが、ダブルスはベスト8でしたので、目標を1年前倒しで実現することができました(まだシード選手には勝ってませんが。)。うれしくなりさらに"内圧"が高まります。そして次第にテニスの奥深さに気付いてきます。テニスに勝つためには「心・技・体」+「戦略・戦術」が重要なことがわかってきます。

「心・技・体」を鍛えることはそのまま「身体を鍛える」ことや「健康」にもつながります。かくしてテニスをする大目的として「テニスの奥深さの追求」と「健康」がつながります(内圧②)。ふと(正しい)ジョギング・(正しい)筋トレは「テニスの奥深さの追求」と「健康」に(すぐには効果が目に表れないとしても)直結していることが腹に落ちてきます。


この好循環において「目標の設定」が”外圧”の役割を担っています。
つまり、

→高まった内圧①→目標設定(外圧)→目標達成による内圧②の発生→内圧①の上昇→ 

というスパイラルです。

テニスにかぎらず、この流れが循環するためには内圧①、外圧、内圧②のどれかがまずあるレベル(しきい値)を超える必要があります。趣味の類いであれば内圧①がキーでしょうし、仕事であれば外圧から入ることもあるかもしれません。いずれにせよ、一旦この好循環が回りだせば、どんどんと成長できる状態にあると言えます。


たもぞうのテニスはここへきてようやく一周し始めたので、しばらく成長を続けそうです。
仕事の方はまだスパイラルを描けていないので早く好循環を回せるようになりたいところです。


いつもお読み頂きありがとうございます。