久しぶりの投稿となります。
明日から、3月。
いよいよ業界最繁忙期の新人研修の4月がやってきます。
今年も弊社も多くの講師に依頼をさせていただいています。
そんな中、いろいろな講師の反応や行動、態度から気付かされることがあります。
「あ、この講師はいよいよ成長してこられたな~」
「お、何か掴んだみたいですね、評価もあがっていますね」
「あら、ちょっと自信を失い気味ですかね、また諦めないで応援しています」
そんなことを感じることは、多々あります。
しかしながら、逆に「講師の仕事が軌道にのってきてアラーム=危険信号」
を感じることも少なくありません。
その1つが「要望が増えてきたら要注意!」なのです。
主催者に、会場はこうしてくれ、人数はこの中で増減させないでくれ
あの道具は欠かせないからこれ指定で!
開催前に完全な情報を提供して欲しい
受講生には○○を徹底させて欲しい
こういった要望です。
講師として、良い現場を創りたい
受講生にも、最適な環境で受けさせたい
そういった想いであることは認めます。
よりよく~の前向きな気持ち、前提なのでしょう。
しかしながら、それが「講師の我、頑固な押し付け」になっていないでしょうか?
という事なのです。ある程度の柔軟性、その場その場の対応力で、研修をハンドリングするのが、講師という職業、役割なのではないでしょうか。
私もこの業界は、20年弱おりますが、昔はそれこそ何ら準備ができていない研修環境も多々ありました。プロジェクターもあるはずがない、エアコンが壊れていてアッつい部屋で講義、受講生も何を学びに来たのか理解していない、、、、
本来、これらは事務局(人事)か、研修会社などが、事前になるたけクリアにしておくべきでしょう。ただ、完全に、完璧にいつも研修準備ができているとは限りません。
そこは、本来 講師の腕の見せどころなのではないでしょうか。
どうでしょう
良い要望と、自分の我が出た要望
今一度、チェックされてみてはいかがでしょうか?
2023年2月28日
Brew株式会社
代表取締役
原 佳弘
https://brew-ing.com/