vol.056
日頃、
人に何かを
提案しようとしたり
いい商品をすすめようとして
頑張ろうとしても
自分が相手に
押し売りしているのでは‥と
思ったり
また、
話の内容は伝わったけど
結果（契約）が出る気配が全くない
このように感じて
人に何かをすすめるのに
苦手意識を持っていませんか？
先日はリクエストにお応えして
天神にてプレゼンテーション講座を行いました。
まずは、
「おすすめの〇〇」のテーマで
ふたり一組で即席プレゼン。
いつものことですが、
ビフォーアフターを
一回の講座内で体感してもらえるように
構成しているのですが
実は、まだプレゼンのルールを知らない
ビフォーの回の方が
みなさん熱くなるんですよ～
どうしてだと思います？
それはね、
自分が良かれと思ったことを
一生懸命伝えたら
きっと相手の心に響くはずだ～！！と
言いたいことを
言いたいだけ言う快感があるから。
言いながら悦に入るのね。
まっ、最初に
なんとか相手に受け入れてもらえるように
頑張ってみてねと
後押しはしてますが。
スタートと言った瞬間、
みんないきなり商品説明に入る。
それがどんなに素晴らしいか！を
それだと
相手が興味のないものを
ダイレクトに押し付けようと
してるようなもの
相手にしてみたら
それを必要とする理由が
全くわかっていない。
‥ということは
逆に考えて
それが相手にとって
必要と感じてもらえる
シナリオを作ってみたらどうだろうか。
昨日のKさん
相手に一生懸命
すすめようとしていたのは
「お抹茶」
Kさんにとってのお抹茶のメリットは
・高級感あるお茶の味
・日本人らしくなる（日頃コーヒー）
・リラックス
ビフォーの回では
これを延々と繰り返すプレゼン。
相手は特に興味がない様子で
押された感じでした。
では、
お抹茶を必要と感じてもらえる
シナリオをKさんは
どう作ったか？
Kさんは
視点を変えてみた。
抹茶を
単に自分がすすめる商品として
考えるのではなく
抹茶のメリットの中に
相手の悩みを
解決できる材料がないか？
Kさんは相手との対話の中で
日々の生活の中で
ストレスを発散したいことの
共通点を発見
Kさんが感じる
お抹茶の
「リラックスできる」効果に着目
Kさんアフターの回では、
いきなり商品説明を行わず、
まずは
相手のストレスに寄り添ってみた
「日頃のストレス大変ですよね」
「はい」
「何か発散する方法を知ってますか？」
「とくに‥」
「ちょっと贅沢な気分になれる簡単な方法があるのですが‥お話してもいいですか？」
「それならば聞かせてください」
‥こんな展開に。
要は
相手に少しでも聞く準備をしてもらえるか？
そのために
自分のすすめたい商品に
相手の悩みを解決できる
要素はないだろうか？
こんな視点を持って
相手に寄り添って
みたらどうでしょうか？
商品をどう捉えるかで
プレゼン力に差が出ます。
まっ、こんな感じで
プレゼンのストーリーを
構成しているのですが、
だから、アフターの回では
自分の好き勝手とおりに話せない。
アフターは
頭で考えてプレゼンするので
みんな棒読みのような話し方になってしまう(笑)
みなさんアフターの回の方がおとなしい‥(笑)
でも、それでいいのです。
棒読みなんてのは
時間が解決してくれます。
そのうち、
自然にできるようになります。
身近な人であれば
なんとなくその方の悩みは
察知できると思います。
大切なのは
相手の心に寄り添うシナリオです。
ちょっとしたことですが
いきなり弾丸トークされたら
きっと相手は引くかもしれませんね
シナリオに関する記事は
他にもあります。
こちらも読んでみてください。
終了後は、
サルサ音楽が流れるカフェバーで乾杯！
お酒が入った瞬間、
みんな好き勝手なトークに逆戻り～(笑)
平日なのに
楽しい夜でした