ロバートキヨサキさんの「金持ち父さん」シリーズは
読みやすく、わかりやすい方法で起業や
投資する方法を指南してくれている
有難い本である。
残念なのは不動産投資に関してである。
日本の現況では投資に向いていないと思う。
不動産と言うのはゼロか100
どんなに安くしても売れなければゼロ、
高くしたって買い手がつけば100である。
余剰金がたんまりあって現金即買いができる方には
好機であるが、
サラリーマンがローンを組んでまで
投資するには値しないと思う。
「利回り6%!」なんてチラシを見ると
オイオイと思ってしまう。
アメリカは土地も広大にあるし、
政策として移民を毎年受け入れているから
売り手&買い手、貸し手&借り手の市場が
これからも減少することはないが、
猛スピードで少子高齢化に向かっている
日本ではあきらかに物件が過剰になるのは
目に見えている。
しかも大手デベロッパーは
回遊魚のごとく止まることなく
物件を供給し続けないと
会社そのものが「死んで」しまうから
必死でより良質の物件を販売し続ける。
震災前に2015年までは土地を仕込んである
大手が多かったので、どんな形であれ
供給することを考えれば、
好条件の優良新築物件の方に
買い手がつくことは必定である。
銭の花も不動産業界のはしくれで
仕事をさせていただいているので、
動向がある程度見えてくるが、
放射能が検知された地域は
全くと言っていいほど
物件が動かない。
湾岸地域では震災直後は
7割値下がりした。しかし、
何割下がろうが、売れなければ
やっぱりゼロである。
皮肉にも地震に強い建物が
メーカーによって供給されるようになって
建物自身は倒壊していないのに
地面の液状化で住めない状態になってしまった
戸建などは補修に1000万かかる可能性もあって
ローンを組みたくも支払いが見込めない、
売るに売れず、住むにも住めず・・と言う
辛い状態になってしまった方も多い。
こうなると不動産投資のリスクは
かなり見えてこないだろうか?
売る、売らないは問題外の
自宅でさえ、負債になってしまうのだから
「住み方」も考える時代が来た。
優良賃貸が増え、
海外のように賃貸でもある程度好きに
リフォームができるような物件が増えれば
自分好みにインテリアを整えた賃貸物件で暮らし、
余った分は海外投資して蓄財する方が
理想的な生活設計できるような気がする。
しかも、震災のせいで企業の海外移転が
加速する可能性も見えてきた。
企業城下町は世界中どこだって同じだ。
そうなれば海外で在外邦人に貸すことも
できるのだから、不動産投資も海外を
視野に入れた方が良いと思う。
オフショアファンドは安全なポートフォリオを
組んだ、自分らしい投資ができるのだから、
長期で安全に投資をしたい方は
考えていった方が良い投資方法と思う。
