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日本は明治維新前後に欧米の文化文明こそ是、とした思想で、特に明治維新後の脱亜入欧論はそれが顕著な考え方でしょう。

勿論、その考え方にもいい所はあったと思いますが、全て、では無かったと思われます。しかし、欧米列強に急速に伍して行くためにはかなり一方的なやり方をせざるを得なかったのかもしれません。ですが、そこで捨ててしまったものもあるわけです。

何を?

例えば、日本人の身体にあった動き方  です。

勿論、他にも色々ありますが、ここではスポーツ等に関する内容を書いてますので、限定します。

で、イチロー氏も指摘している予備動作と言える”シャッフル“ですが、サッカーにも似たようなことがあって、GKの”プレジャンプ“がそれです。

GKのダイビングやローリングダウンの際、両足で一度地面を踏んでから横に跳ぶ、という動作です。


この予備動作、時間に余裕があって大きく跳びたい時は有効かもしれませんが、この動作が癖になってしまうと、速く反応したい状況では確実に遅くなるでしょう。

無駄な動き、とも言えます。

イチロー氏が指摘しているのはそういう事だと思います。

イチロー氏 常識覆す走塁論 シャッフルにNO「できるだけ静かにリードを」



身体操作の初動、動き出し、ですが、武術的に言わせていただければ、予備動作であるプレジャンプとかシャッフルしている間に居合で斬られているでしょう。予備動作で動きも予測されますし。もっとも斬り合いではありませんが・・・。

ただ、微視的に言えばプレジャンプのような、シャッフルのような、細胞、筋肉、関節を僅かに微振動させ、脊髄反射的に動く、ことです。

イチロー氏は静かに、という表現が好きなようですが、細胞レベルでは動いている(振動)ものと思われます。見た目動いていない、のです。


猫のジャンプをご覧下さい。
いきなり跳んでます。

全身をいきなり動かせば自分の身長位に跳べるわけです(自分は跳べませんが)。

このような動きを目指した方が、相手には予測もされず、先に動ける、と言うかむしろ速く動ける、のです。




宮本武蔵先生は

後の先

または

先の先

と仰ってますが、それを実現できる身体操作なのです。

何も欧米だけが良い、というわけではなく、日本古来のものごとにも沢山良いところがあるのです。いいとこ取りをすれば良いのでは、と思います。