シャッター | 主にセミのブログ

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カメラで撮影した画像をひたすらアップします。


Leica M5・Summicron50/2 2nd・Rollei CHROME CR200

先日、コメントを頂いた件について考えました。
まず最初にMamiya C220についてですが、このカメラは二眼レフでレンズ交換式という当時としては珍しい機能を持ったカメラであったと思われます。ブローニーフィルムを採用し、6X6判と比較的大きなフィルムサイズを採用しながらコストのかかる部分がレンズとボディの一部機構だけなので高い中判カメラ一眼レフカメラよりお手軽に導入出来るカメラです。

さて、コメントにあった通り、このカメラに装着するレンズはレンズにシャッター、シャッタースピード調整リングを備えたレンズです。
レンズシャッターであるメリットは、一眼レフなどのカメラのようにシャッター幕を走行させる必要がないので、シャッター音が静かで本体ブレもしづらいというところにあります。デメリットは、レンズシャッターという精巧な機構なので、最高速が必要最低限の1/500までしか出ないということ、ピント合わせ用レンズと撮影用のレンズが個別に付いているため、視差補正が必要になるということくらいでしょうか。

ミラーで露光を防止し、ボディで幕の走行する速度を決める大半の一眼レフカメラとは、少し違う機構を持っていることが特長です。

次、機能を持ちすぎてしまった昨今のデジタル一眼レフについて。
90年代後半から、すでに機能を多く持ったフィルム一眼レフは数多く出ていました。
いわゆるカメラ任せな機能というものを持ったカメラ達です。

デジタルに移行し、フィルムでは出来なかったことがたくさん出来るようになり、更に多くの機能を持った今のカメラ。
撮影してから自分の写真を確認し、ダメだったらもう一回撮影。この作業って無駄だと思うんですよ。正直。
フィルムで撮影する場合や、一部のカメラマンは、撮影する前にどういう風に撮りたいと具体的な絵を頭で想像し、撮るためにどうすれば良いのかを考えます。例えば風景を撮影する場合、山の稜線は出したいけど木は暗くてもいいやって考えた場合、TTL測光が可能な機種であれば明るい場所にレンズを向けて測光をし、そこで出た値を絞り、シャッタースピードを変更することにより露出を決めてから撮影する。

撮影した段階で、既に頭の中で完成図が描かれてしまっているため、あとは現像して更に自分のイメージに近づければ良い。
それに対して、現像という工程はデジタル一眼レフになって無くなり、気軽に何度もシャッターを押し、何度も確認して満足いくまで撮影をするのが今のデジタル世代のスタイルです。

カメラ任せに撮影し、イメージと違えばやり直す。シャッターを何度切ってもあまり上達しない人が増えている現状は、おそらくここに原因があるんだろうなと私は考えます。

カメラに教えるのでは無く、カメラから教わる。

時代は変わったんですよ。