ナビ電源動作をイグニッションと連動させる
12月31日完成
ポータブルナビ
<トップブリッジに取付てあるバッテリー内蔵のポータブルナビ>
2年前に購入の中国製でナビとしては高性能ではないが、ないよりはあった方が断然いい。
音楽再生しながらナビゲーション画面もできるので退屈しない。
流石に走りながらワンセグは見ないが(笑)
ポータブルナビなのでイグニッション連動の仕様になっていない。
ナビ本体のスイッチを入り切りしてやらないといけない。
構想を練る
ケースの中にナビは収まっていて外部に電源スイッチを設けていないので、
マグネットスイッチを内蔵して、マグネットペンをかざすことで電源操作をしている。
こういう一連の動作が煩わしい。
キーのイグニッション連動で、ナビも電源オンオフが自動になれば便利でスマートになる!
しかし、誤動作を防ぐために単に電源スイッチオンオフボタンではなくて、
電源ボタンの「長押し」という、押してちょい時間の後に離す動作があり、
イグニッション連動化にするためには、
それに相当する動作をリレー回路で組まなければならない。
リレーボックス
ナビ本体の電源スイッチからリード線で引き出し、
リレーとコンデンサの組み合わせで実現させる。
イグニッションオンの時とオフの時で同じ動作をやらせるのは意外に面倒で、
こうなったらこうなる、頭の体操で回路図を練る(笑)
試行錯誤の結果、リレー4個、コンデンサー2個、ダイオード1個で完成。
とりあえずハンダ付けも適当に結線して
動作確認ができたテスト版を、
面倒なのでそのまま
ケースに詰め込んだので汚い(笑)
リレー1,2941H-2C-12D
リレー3,4Y14H-1C-12DS
コンデンサ1,21000μF25V
ダイオード1普通の整流用
スイッチボックス
プロテックのギヤインジケーターの時に
作ったそのもの。
ネームランドで適当な和製英語を並べてそれらしく(笑)
上部のプッシュスイッチ長押しでオンオフさせるマニュアル動作SW
下部のトグルスイッチ連動or手動切替
①イグニッション連動で自動的にオンオフさせるか
②マニュアルで上の押しボタンを操作可能にするか
通常はトグルスイッチをAUTOにしておけば自動で連動する
マニュアルモードならば、イグニッションオフでもナビだけを
内蔵バッテリーで起動することができる。
オートモードのときは、誤動作防止のため、
マニュアル押しボタンスイッチは効かないようにした。
下部トグルスイッチAUTOになっていれば、駐車時プッシュボタンをいじられても
ナビ電源が入ることはない。
インプレ
待望のナビ電源の自動起動とオフが可能になり、
タイマICを使わなくてリレーとコンデンサの
簡易回路でよく動くものだと感心する。
これでバイクを止めた際の、ナビの電源を落とす手間が省けて、
さっと、店などに立ち寄れるわけだ。実にスマート。
オフ時画面
スリープを選択すると
次の起動時は続きの画面からになるので便利。
もちろんナビの切り忘れもなくなり、
内蔵のバッテリーを空にすることもない