メーター文字盤デザインバージョン2~続編
<バックライトのシルエットとムラの改善>
そもそも、メカ部分が文字盤の裏側の多くの面積を占めてしまい、
一般的な文字盤の明暗反転させて文字数字や線部分などのみ光を透過させるような方法でなく、
今回のELのように文字盤デザインそのものをバックライトさせる改造は、メカが障害となり難しい
それでそのマイナスを逆手にとって、円形のシルエットデザインとして工夫した経緯になった。
それでもタコメーターはメカが文字に被るほど大きくてはみ出し、汚いシルエットを作ってしまう。
試行錯誤の末、文字盤とネジ留めのメカ部分の間にスペーサーをはさんで距離をおく事でかなり改善された
影とムラが軽減されるような位置、角度にLEDを追加してある程度のポイントで妥協する
他にも透明シートに印刷したシルエット円形黒部分も、わずかな光漏れがあったので、
ベース裏側に、ホワイトシートに黒印刷した円形切抜きを貼った
ビフォー
メカがはみ出してシルエットが汚い
アフター
LEDの位置を上げると光が強くなり過ぎ、下げると影が映り込んでしまう。この程度まで改善
肉眼では、結構平均した光の見え方でいい感じの仕上がり
LEDを増やせば光の谷の部分が減るが、ほどほどにしておく。計9個まで増設
<装着・走行>
パネル装着
通電オン!
走行状況に応じて青いリングの濃淡が変化して眺めていても楽しい
午後4時でも鈍曇りならくっきり
EL風だが、シルエットと手前の黒で奥行き感、肉眼では目盛・文字のコントラストもはっきり
右下の水温メーターは本来のランプ位置をタコ側に移動したので、おこぼれ程度の光で別の味を出す
消灯するとこんな感じ
LEDで文字盤シートそのものをこの面積でバックライティングさせている改造例は、珍しいかもしれない
視認性も大幅にアップの実用性と、オリジナルの華やかさが付加されたコックピットで運転が楽しいっ
<オマケ>
ビートルズの赤盤と青盤のジャケット比較の体で(笑)
今年の頭くらいまで
そして今
当分は流石に弄るところはなさそうな状態になって落ち着きたく
あとは劣化のときのメンテにてデザイン変更とか
パネル脱着・分解組立の繰り返し作業の手間からも解放されることも嬉しかったりして(笑)