東日本大震災が起きた後、被災地に対して自分は
何かできないかずっと考えていました。
以前も書きましたが、当時マイクロソフトが週末に
ITエンジニアを募ってITボランティア活動を
被災地で行っていました。
初級シスアド(現ITパスポート)の資格を取って間もなかった
頃だったので、「私もITで被災地の役に立ちたい!」と願って
いました。が、当時土日祭日は一切休みを取ることができない
清掃現場で働いていたので、諦めざるを得なかったのです。
数年後テレビの深夜番組(というか月曜日の未明に放送)で、
マイクロソフトのITボランティア活動を放送していました。
観てビックリ!プロのエンジニアでなければできないミッション
ばかりだったので。役所の壊れたシステムの復旧や、ネット
ワークの復旧等。
ボランティアに応募しなくて正解でしたわ。 私みたいな
素人なんざお呼びでなかったので。申し込んでも門前払い
されたことでしょう。
元旦に能登半島と北陸を大きな地震が襲いました。被害は甚大
です。でも東日本大震災の時のような「ITボランティアが
したい!」という抑えがたい感情はもう湧いてきません。
私のスキルでは役に立たないことは目に見えているからです。
今は募金等、身の丈に合ったあったことだけすればいいのだと。
(余談ですが、1/5に日本赤十字社へ募金いたしました。
貧乏なので子供のおやつ代程度の募金でしたけど。)
ITでは、素人のできることなどたかが知れています。そして
それ以上に、素人が関わることが許されることは少ないのです。
でもそれでいいと思います。