長年親しまれてきたブラウザ(サイト閲覧ソフト)の
ＩＥ(Internet Explorer)。この度、その長い歴史に
幕を閉じました。
私もパソコンでインターネットを利用するように
なった1998年からこのソフトのお世話になって
いました。とはいえ、ここ10年くらいは使って
いませんでしたけど。
皆様もお分かりだとは思いますが、サポートが
終わったソフトウェアを使い続けることは、正直
言ってセキュリティ的に危ないです。
何か脆弱性(ぜいじゃくせい セキュリティ上の
欠陥)見つかっても対応してもらえませんので。
今日はＩＥサポート終了に関するニュース記事を
２つほど載せてみます。
「Internet Explorer」サポート終了に自治体「なんで急に」報道
Twitterで「さすがに草」などの声
サポートが終了したことで深刻なのは個人のユーザー
よりも、こういうＩＥじゃないと動かないシステムを
使い続けている企業や自治体なのです。
ちなみに「草」というのはこういう意味です。
SNSなどネット用語の「草」ってなに？
その表現で年齢がバレるって知ってた？
何年か前からＩＥのサポートがいずれ終わるだの、
ＩＥはセキュリティ的に問題があるから使うな！と
言われていたのに、「急に言われても…」ってなに？
ってな感じです。怠慢もいいところですよ。
ＩＥを使い続けている企業も自治体も扱っている
データ(顧客情報や個人情報等)が外部に漏れたり
サイバー攻撃を受けたくなかったら、なんとか予算を
組んでＩＥから脱却したシステムを組まないと！
お金の無い自治体や公共団体には国が援助してあげて
欲しいです。
そしてこんな話題も…。
マイクロソフト、Webブラウザ『Internet Explorer』の公式サポート終了で老人が悲鳴？｜ニフティニュース
「老人が悲鳴」なんてひどい書き方じゃあ～りませんか！
(チャーリー浜調で) 筆者の悪意を感じます。
この件に関して誤解しないで頂きたいので、手短に
申し上げます。
ＩＥが使えなくなるのではなく、使い続けるのは危ないよ！
ということなのです。
ですからＩＥのサポートが終わったからといって
パソコンを買い替える必要はありません！
インターネットが利用できなくなるワケではない
のです！
マイクロソフトの「Edge」(エッジ)、Googleの
「Chrome」(クローム)、MozillaのFireFox等、
ＩＥよりも安全に使えるブラウザがありますので、
ＩＥユーザーの皆さんは是非乗り換えて頂きたく
存じます。