今週の週次ブログは「新しいスキルを得るために必要なこと」という話です。
自分の将来やりたいことを実現するために、
○○のスキルが必要であったり、身に着けたい能力があるなどいろいろとあると思います。
それは、英語を話せるようになりたいから、目標設計能力という少し抽象度があがったものなどさまざまあります。
ただ、その能力を会得しようとしたとしても、
昨日今日でできるようにならないのが常ですし、すぐにできるスキルって価値は少ないですよね。
やはり思うのは「必要は発明の母」という言葉でして、
自分が「そのスキルの必要性に駆られている」度合いによって、修得率というのは遥かに変わってくるなと。
結局人の1日は24時間、時間を投資して何かを得るわけなので、
その時間の量と質によってスキル獲得までの道のりが決まってきますので、その時間と量をどのように担保するかが焦点。
このスキル(身に着けたい能力)というものを考えたときに、
前提何らかのゴールが存在していて、そのスキル(手段)を活用したいと考えていると思います。
その場合に、手段をまず抑えてから、ゴールに向かうという方向性もあるでしょうが、
先にゴールを目指してから手段を得ていくほうが良いことが多いと思っています。
例を挙げると、料理が上手になってから人にふるまうというのではなく、
人にふるまう機会を作って、そこに向けて料理を練習するという形です。
自分が「そのスキルを使わなくちゃいけない機会」をどのように作り出しておくかがとても重要なことなんじゃないかと。
また「スキルを会得ときにもらえるご褒美ではなく」「スキルを会得できなかったら失うもの」が多い方が良いと思います。
人間は何かが貰えるという期待をした行動よりも、
何かそこにあったものが失われる恐怖の方が行動に転化しやすいという研究もありますが、
自分がそれを会得できなかったら何かが失われるような状態に追いやると良いと思います。
確か心理学の本か何かで読みましたが、
人間が読書をする前に、3つその本を読む理由を栞か何かに記載して、
それを見ながら読書をすると集中力や本を読む時間が伸びたという話がありました。
この例の場合、この本を読まなかった場合に自分が損すること3つぐらい書いておく。という感じです。
少し話が変わりますが、
自分は社内研修など育成系の取り組みなどにおいてもここがポイントだと思っていて、
「OUTPUTの場を後に最初から必ず用意しておく」「目標を宣言しておく」など、
自分自身が取り組む前に、「機会」と「達成できなかった時に自分自身が困る何かを用意する」とよりよい取り組み方になると思っています。
※組織全体ではなかなかできない部分なので、自分で設定すると良いと思います。
「テスト前のやらなくちゃいけない」「朝早く友達と間に合わせるため、早起きしないといけない」という感じで。
僕もそうですが、順位発表系のものにおいても「1位を取りたい」という思いよりも
自分の能力がダメダメで「最下位になるのが怖い」という時の方が必死に考えたりすると思います。
結局「自分」にとってマイナスが発生し得る方が動くものです。
僕自身もこのブログ書いてますが、これもいろんな人に頑張りますと発信することで、
やらないとウソつきになるじゃんという気持ちも生まれてます。
(特にトレーニーにも伝えることで、先輩だせぇと言われないように頑張るという効果も発生させてます)
あくまで僕として意見になりますが、
自分自身のモチベーションすらも環境を創るによってコントロールすることが可能です。
気合や意思などは最弱の力しかないと思って、自分自身の能力を見て、セットすると良いと思います。
おわり