今週の週次ブログですが、結構「目標設計」に躓く人が多い、また「目標の設計の仕方がわからない」というお話を伺うことがあります。
今回のブログは個人的な意見がもりもりなので、合わないという方もいるかもしれません。
さて、目標設計に関しては曽山さんがYoutubeに動画をUPされており、非常に参考になりますので是非。
目標設計も「上司から課せられる目標」「自分で立てた目標」とあると思いますが、
いい目標は基本的に、「自分のやりたい目標が組織としての方向(上司の考え)とすり合わせられていて、自分の目標を達成することが、組織の成果につながること」だと思います。
ただ、僕が本日記載したかったことは「正しい目標設計の立て方」ではなく、そのあとのお話です。
というのも、色々な話を聞く限り、(偉そうにすみません。)
「設計方法そのもの」ではなく、「そのあと色々悩んで、自分の目標設計は正しかったのか」ということを考えて、目標設計の仕方が悪かったという、一定の逃げをそこに作っているケースがあるからです。
あくまで前提を述べると、一定仕事がそこに発生し、与えられている以上、組織の期待から全く外れた業務をやり続けているということはないと思います。(もちろん優先順位を上司とすり合わせて、力の入れ方を考える必要はあると思います)
結果、仕事に関する、ほとんどの悩みというのは「成果が出れば8割以上解決する」と思ってます。何当たり前のこと言ってるの、それができたら苦労しないじゃんというお話もあるでしょう。
しかし、僕が言いたいことは「目標云々はあったとしても、成果を出すためにどこまで考えていて、毎日改善を重ねているのか」ということです。
悩みを聞くなかで、成果を出すためにこういう能力/スタンス/思考が必要で…その足りない部分はどういう努力が有効でしょうか?という話はあまり聞いたことがありません。
正しい、目標設計があれば自分でモチベーションを上げなくても進んでいける。
仕事に対して前向きに打ち込むことができる。
与えられた仕事が楽しくない、自分が今ネガティブな状態にあるのはうまく業務・目標設計ができていないからだと。魔法の力のように考えてしまう。
もちろん前提、魔法のような力は実際あると思いますし、よりよい目標設計・ミッション設計は爆発的なモチベーションや成果を生み出す秘訣の1つではあると思います。
ただ、組織はいきもの、全員が全員の正解が異なる目標設計において、完璧に目標を設計できる上司や、完璧に自分の思い通りに行くことのほうが少ないです。
自分のやりたくない仕事をやらなくちゃいけないこともあるでしょうし、やりたい仕事もどんどん変わっていくでしょう。
その時に、自分がなんでこれを…?今は他のことをやりたいのに…色々あると思います。
(すり合わせは上司の責務ですが、それでもうまくいかないこともあります)
せっかくアクセルを踏んでいてもブレーキも全力で踏んでいるそんな状態。
その時は文句や不満を言わずに、一回、「この任されている領域で成果という成果を上げてやろう。期待値を超える働きをしてみよう」と決意してみると良いと思います。
1年間はなりふり構わず、迷わず向き合ってみると良いと思います。これは実体験です。
(もちろん死ぬほどブラックに働かされることなどであれば意見は必要はそうです。そういうケースは置いておくと)
例え、トイレ掃除をやりなさいと言われても全力を尽くす。世界一のトイレにしようとやりきる。
1年、客観的な結果を出している人に対して、窓際に追いやったり、次のチャレンジをさせてくれない会社であれば、その会社はいる意味がないので出ていくのもありでしょう。
ですが、僕もいつも感じるのですが、成果を出す人を努力して改善し続けられる人を、会社は絶対に見てくれてますし、次のチャレンジはやってきます。(少なくともCAはそうだと思います)
成果なんて簡単に出ないじゃんというのはあります。(僕も失敗ばかりではありますし、悔しい経験だらけです)
なのでどうすれば成果を出せるようになるかと、自分の成長に目を向けて改善を重ねて、先輩方に相談はジャンジャンして、良い助言は取り入れていく。そうすると自然とついてきます。
僕自身ももっとプロフェッショナルにならなきゃと書いていて身が引き締まりました。
昔芸能人になりたいと思ったことがあり、ちょこっとかじりましたが、サッカー選手、プロ歌手、芸能人は、「今日は雨だから…のど調子が悪くて…熱が出てて…」などの言い訳が一切聞かない世界です。常にプロの活躍を求められます。
そういう、自分が気持ちいい状態・条件ではなく、一定不利な環境下でも一定の成果を残せる。平均打率の高い人になることもとても重要だと僕は思います。
ですが、じゃあ全て会社の言いなりになるかというとそうではなく、
自分の場合は1年に1回(9月)大きく/半年に1回小さく(3月)、自分自身に悩む日を決めています。
ここで僕はそもそもこの会社・部署にいるべきなのか、夢は何なのか目標は何なのか
自分のやりたいことは何か、などとことん悩みます。
そしてその時期を終えると、基本悩まない(あの時しっかり悩んだから)ということにしてます。そうすると、外からの勧誘とか、うまくいかなかった時にじぶんこれでいいのかな?みたいなことに悩まなくて済みます。(もちろん時流合わせて再考が必要な時は再度、意図的に悩むという時間をとります。自然と悩みだすということをなくします)
少し自分の話になり脱線しましたが、
結論、「成果を出し続けれるには常に自分自身をアップデートし続ける、自己変革し続けること」が必要ですし、僕は、いつになれば自慢できるほどの力がつくんだ…という程、まだまだで
それこそ理想と現実のギャップは果てしないです。謙虚とかそういうレベルでもなく、客観的に。
昨日より今日良くできるように引き続き頑張りたいなと思います。