今週の週次ブログはYM18の研修の一環で、マクアケ代表取締役社長の中山亮太郎さんにお越しいただき、「過去~未来」について、大変学びになるお話をして頂きました。
その学びを記しておこうと今回のブログのテーマとさせて頂きました。
①大義の力
1年目は新人賞を獲れなかったそうなのですが、2年目になり、ご自身の担当されていたサービスがHIT。全社から表彰をされ、順風満帆に思えたところ、大きな困難に直面されたそうです。
それは、売り上げ至上主義のようになり、売り上げを上げるのはなぜか、ビジョンをメンバーに見せれていなかったこと。そこからメンバーが離反するなどされたそうです。
その後VCとしてベトナムを拠点に働いておられたときに、ベトナムにも先進国に匹敵するサービスを作り上げて、ベトナムを発展させたいという思いを持たれ、それを軸にビジネスをされると、次々と仲間ができたそうです。そこで大義のパワーを学ばれたとのこと。
中山さん自身の心のど真ん中は、”優れたアイデアと能力のお蔵入りを撲滅させる者”マクアケのビジョンは”生まれるべきものが生まれ 広がるべきものが広がり 残るべきものが残る世界の実現」というものです。
中山さんは、海外の田舎で、iphoneを持つ人、そしてFacebookをする人、コカ・コーラを飲む。こんな田舎でも超有名な企業の製品ばかり、日本製はトヨタだけ。なんで日本からiphoneが生まれなかったのかというところに疑問を持たれ、SONYやパナソニックもiphoneを作れる実力はあったとされています。
ただ、現代の日本は、「大量消費主義」、ようは「儲かるかどうか」が重要となり、儲かるには超優れた商品が数個売れるではだめで、流通量が必要になり、企業は大量の在庫をリスクをかけて持つ必要が出てきました。そうなると、先進的なアイデアを搭載した製品は、「儲かるかわからない」から結果お蔵入りしてしまう。日本の構造的欠陥を嘆かれたそうです。
クラウドファンディングというのはまさにそういった現状を打破できる。お蔵入りを防ぐことができる。たくさんの好きに気付いた人による支援で大きな波を起こせるものだと。。。
ビジョンは何度も伝え続けること、ビジョンは中二病のように作り、ストーリーを作ること。
お話の中でたくさんのヒントがございました。
②やりたいことを話すときにヘラヘラするな
中山さんは、藤田社長の運転手をされていたタイミングがあったそうです。その中で、社長に「何かしたいことはあるの」と聞かれた際に、「将来社長になれればと思っています」とお伝えされたそうです。
その際に、社長から社長自身のブログを通して、叱られ助言されたとのこと。
「大きなものを語るときは、本気の目をしなさい」ということをお伝えされたそうです。それ以降、夢や志、自分の目標を話されるときは「本気の目をしているか」を問うようにされているそうです。
③CAの若手へのメッセージ
「もうでかいことが言えなくなっている同期はいませんか?」と中山さんは仰っていました。
そのあと、「30歳でも恥ずかしげもなく大きな夢を語ること」「40歳でも大きな夢を言い続けること」、マクアケに出資されている本田圭佑さんなどに夢を持つことの大切さを訴えておられますが、そのように夢を持つ大切さをお話頂きました。
そして、「目の前のことに全力を出すこと。つべこべ言わずに」
「たとえ印刷をするということであっても120点を目指すこと、目の前のことに120点目指そう」と仰っておられました。
ここは、僕も深く共感した点で、自分自身、今の自分ではかなえられない夢や目標でも、未来の自分は叶えられないという根拠はない。ただ、今の自分が全力を出せていないということは、未来の自分の可能性そのものを奪ってしまう。と考えるようにしており、全力を出し尽くした先にしか、望みの結果は手に入らないんじゃないかと思います。
とにかくビジョンと仰っていた中山さん、
すごく人間的にも素敵で、学びにあふれた講義をありがとうございました。
おわり