今週の週次ブログですが、「目線の置き所を変える」ことについてです。

 

最近、自分もこの効力をかなり実感することがあり、

やはり色々な人が「これがいいよ」って言われていることの中には真理があるなぁと。

 

目線の置き所というのは、

①「目標設計の置き所」②「自分の考え方の軸の置き所」2つに関してです。

 

前提与えられた業務や現在の仕事において精一杯全力を尽くすということはありますが、

この目標設計や視座を上げることで更なる挑戦の機会を作り出すことができます。

 

では、効用と、どのようにということですが、

 

①高い目標設計が更なる自己変革を促す。

 

 高い目標設計というのは、「今の自分だと到底たどり着けない目標」と言い換えます。

現状の自分の能力で到達できないわけなので、何が必要かというと「自己変革」つまり、自己成長ではなく、変革レベルの何かを目指す必要があります。

 

 そのためには、「会う人を変える」「行く場所を変える」などの環境変化を促し、

「積極的に上の仕事を獲る」「多くの人を巻き込む」など外部に働きかけ、

「苦手なものにチャレンジする」「不安やリスクを取った行動をする」などの自分自身と向きあう必要がどうしても出てきます。

 

 これが、延長線上の目標だと現状の自分の範囲内でできることに留まるため、上を見ている人と、そうでない人とでは明確な差が出るのかと。

 ただ、自分自身じゃ描けないレベルの目標だとすると、こうしたらこれにたどり着けるというのはなかなか自分ではわからないため、メンターと呼ばれる方の助言を頂くことも重要。

 

 そう考えると会う人を変えるというのは結構有効的かなと思います。(正確には目標とする人たちと積極的にかかわることですが)

 

②高い見地から自らを振り返ることができる。

 ビジネス力や、リーダー力というのは、ある意味、見識力の高さなのかもしれません。

 

 視座を上げるという言葉はかなり偉そうにも思えますが、1つ2つぐらい上のレイヤーの人が考えていること、自分だったらどうするかを考えてみること。

 

 今の自分の仕事はその立場から見たら(会社全体から見たら)どういう仕事なのか。

どういう役割を果たすべきなのか、というのが少しずつ見えてくるようになります。またそれを実際にその立場にある人とすり合わせることで、さらに修正がかかり、学びも深まります。

 

少し話は変わりますが、上のレイヤーの考えを意識するということで、

 

僕が意識していることの一つは、自分より1つ2つ上のレイヤーが話してしまうと、高圧的になったり、組織の軸がそっちに向きすぎてしまって、言いずらいけど、伝えてくれる人がいるといいことは何か。(それもこう考えてよって感じではなく、僕はこう考えますって感じで伝える)

 

4年目はCAで言うと、最後の若手の年次にあり、そういうちょうどいい人間です。

僕なりにではあるのですが、CAらしさを意識して、ハングリー精神を絶やさず、自分が思っていることを積極的に発信していきたいなと思っております。

 

③自ら自身で必ず責任感を持って働きかけること

 僕自身すごい気を付けていることがあり、「愚者でも賢者を批判できる」ということです。

人間は完ぺきではないですし、完ぺきでないから美しいところもあります。

  

 組織に例えると、上司や組織がやることや考え方においても「批判はいくらでもできる」わけです。

もちろん上司が誤っていることもあるかもしれませんし、自分たちが考えることが正しいときもあるかもしれません。

 

 その時に、「ああすればいいのに」「こうすればいいのに」と愚痴を言っても始まらず、自分の場合は、その足りない部分を自分の強みと掛け合わせて貢献できることはないか。と考えるようにしています(偉そうですが)

 

 自分も少し年次が上がり思うことは「組織内はやったほうが良いことで満ちている」ということで、でも全部やれないから、最もインパクトが埋めることは何か、ど真ん中を考えて、施策を打ち込んでいく。

 

 そのため、自分がこうやったほうが良くないか?って思っても、「それはみんなわかってるよ、でも今は優先順位的にも」ということもたくさんあると思います。そもそも同じ考えなんて1人や2人必ず考えているものです。(しかも自分よりレベルが高い人がたくさんいるので)

 

なのでできるだけ、自分自身がそれを実現してみせます。という主体性が非常に大事。そういう人がいると非常に助かるというか、やりますって言うには責任が伴いますし、組織にとってもプラスになる。きちんとすり合わせは必要ですが、ここはより意識するようになりました。

 

急ですが、キングダムの政のようにかっこいい感じになりたいです。

 

おわり