Gala AN EVENING WITH SARAH BRIGHTMAN
北海道と仙台公演を終え、東京は日本武道館で7月11日12日、あっという間に完売して追加公演が東京国際フォーラムで14日15日行われた。
私は12日の武道館へ。
毎回チケットを買う時は、イテテテ、、、となるが、聞いてしまうと「なんて安いのだ!安すぎる!」と思ってしまうほど、充実した完璧なコンサート。
今回も違わず、いや、むしろ前回よりもはるかにパワーアップしたサラの歌が聴けた。
椅子に釘付けにされてしまうほどの迫力で、家に帰って来ても、お風呂に入っても、ベッドに横たわっても、体の芯がブルブルと震えたままどうしても治まらず、その興奮は5日経った現在でもずっと続いている。
今回で生を聞くのは4回目。サラは今年56歳になる。
「声帯は歳とともに衰える」という現実を吹き飛ばすような迫力と、柔らかく艶やかで繊細な歌声で会場中を魅了した。
世界のDIVAは、皆の期待に応えるため陰でどれほどの努力を重ねているのだろう。
「もう歳だから良い声が出ない」「ピークは過ぎた」なんて絶対に言わせない強い信念を見た。
今回はフルオケとゲスト3人という豪華なバッキング。
私の目で認識出来たオケの構成は、弦が10、10、5、4、3。
木管8、金管11、打楽器3、ハープ1、コラース男女2人づつ、Dr、Gt、シンセ、そして指揮者。
こういう編成は初めて見た。Dr、Gt、シンセ、指揮者以外は日本人。それも結構若手を揃えていた。オケの方々は素晴らしい経験ができて羨ましい。アーティストがオケを成長させる貴重な現場でもあるのだ。
今回も2部構成で、途中休憩が入った。そしてゲスト3人とコラボした後は必ずゲストのソロも聴ける。これだけ声帯に負担がかかる曲を揃えれば、ゲストのソロの時間で自身を休ませることも必要だ。
前半3回後半3回の衣装替えもあり、前半はすべてゴールドのロングドレスで袖があったりなかったり。サラと言えばこれよね、という大きくて煌びやかなティアラ(というのか?)もドレスとともに変わる。
こんな感じのキラキラ。
プログラムはサラのベスト的な構成となっていて、クラシック・オペラ系が好きな方、ポップスが好きな方、ハウスやロックが好きな方等々、全ての人々が満足できるような多岐に渡った内容だった。
冒頭オケの演奏で始まり、第一声はNHK「坂の上の雲」の「Stand Alone」。
日本語の歌がこんなに美しいなんて!テレビから聞こえてくる日本人の歌とは比べ物にならないくらいずっとずっと素敵で品格のある歌。
2014年の来日の時はピアニシモの美しさが一番心に残ったが、今回は圧倒的なパワーを見せつけられた。
クラブビートにのせた蝶々夫人の「ある晴れた日に」。
CDではアンドレア・ボチェッリとデュエットしている「Canto Della Terra」。毎回違うテナーが来日するが、今回はマリオ・フラングリースさん。世界中で活躍している方らしい。アンドレアだけ来ていないのが残念。長旅はお体にさわるのだろうか?私はこの人が一番好き。
そしてパバロッティや荒川静香さんも吹っ飛んでしまうほどの「Nessun Dorma」。前半だけでもお腹がいっぱいになるような迫力。
実はゲストの一人は女性ピアニストで、ラフマニノフのピアノコンチェルト第2番第3楽章が聞ける。とても煌びやかで派手な音色のピアノだと思ったが、ここでラフマニノフが聞けるなんて、サプライズだった!
今回もカウンターテナーが同行。ナルシスという方で、これからがすごく楽しみ!
サラとは「Pie Jusu」をデュエット。この曲は私も持ち歌にさせてもらっているが、サラの生は初めてだったので、めっちゃうれしかった!ナルシスさんは、モニターのせいか、一番大事なところで音が上がり切らず気持ちの悪いハーモニーになってしまったが、ソロは絶品だった!目をつぶって聞けば絶対女性にしか聞こえないほど美しい声。今年グレゴリアンのツアーにゲストアーティスト兼ピアニストとして参加するそうだから、ぜひ聞きに行きたいと思う。グレゴリアンの生は聞いた事がないし。。日本に来るのかな?
そして「オペラ座の怪人」。サラのクリスティーヌ役は有名だが、テナーのマリオはラウル役を張った方とのことで、二人の歌は対マンを張っているような緊張感とパワー漲るものだった。そしてラストのサラの雄叫び。何度も聞いているが、今回が一番一番すごかった!!これでもかと続く High C(C6)の嵐。でも、ド・ラストになんと! High E(E6)が来るのだ!もう雄叫び以外のなにものでもないが、あまりの迫力に体の芯がビリビリと痺れて息が出来ない!!これはねー、絶対現場で聞かなければわからない感情だ。両頬をバンバン殴られているかのような、そしてそれが快感になっていくような、別世界に連れて行かれてしまう感覚。
演奏後の割れんばかりの拍手の中、指笛でヒューヒュー鳴らす人、声を上げる人が多数出現! 私も立ち上がって叫んでいた!!自分の感情が押さえきれず、こんなになるのは珍しい!
でもそのあと、ラストの「Time to say goodbye」が。
この曲を待ち望んでいた人は相当多いと思うが、オペラ座の迫力に心奪われているうちに終わってしまった
もっと味わえばよかった![]()
拍手は永遠に続くかと思われた。
それほど会場中が興奮していた。
アンコールに出て来たサラは面白い企画を提案。指揮者がピアノを弾き、サラがオケを指揮するというのだ。それもわざわざメガネをかけて^^
こんなお茶目な一面も見られてよかった!
指揮者のピアノ演奏はゲストの女性ピアニストとはまるで違っていて、柔らかく穏やかな音色だった。同じピアノなのに弾き手によってこうも音が違うのか!という良い見本となった!
本公演の本当のラスト曲は「Running」
この曲は絶対聞きたかったのでめっちゃ盛り上がった!! ホルストの「ジュピター」を頭とお尻に持ってきて、間にゴシックロック調のオリジナルを挟むというサラ特有の構成だ。このロックの部分がとてもかっこよくて自然に踊り出してしまう。でも年配の方が多いサラのコンサート(チケット高いからねー)では、なかなか体を揺らす人を見かけない。手拍子が精一杯って感じかな![]()
8月のオリンピックの映像にとても合うと思う!疾走感半端ないから。
最後はずっとアンコールの手拍子をしようと思っていたのに、あっけなく会場が明るくなってしまったので、出るしかなかった。まあ、サラの声帯への負担を考えたら当たり前かな。この後もツアーは続くしね。
国際フォーラムのチケットもその場で買えたのですが、、めっちゃ悩んでやっぱり諦めた。一ヶ月納豆しか食べられなくても買うべきだったか?とも思ったが、1回を胸に刻み込んで、来年発売予定のCDと、行われるであろうツアーのためにまたサラ貯金をしようと心に誓ったのでした。
そして、5日経った今でも感動と音楽に対する強い思いが体中をグルグルと駆け巡っています!それが明日への活力となります!それほどのコンサートだった。
サラ〜本当に痺れまくったよーーーーーー!![]()
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ぜひまたこの感動を味わいたい。
名曲を生み出し、ずーーーと歌い続けてください!
この後まだ大阪3公演と名古屋があります!
お近くの方ぜひぜひ聞いてみて下さい!
本当は私も行きたーーーい!!!!





