●ホームページ内の導線を設計する
以前、カウンセラーを例に導線の設計の例を出しました。
メルマガ⇒ミニセミナー⇒カウンセリング、という道筋でした。
オファーであるミニセミナーを入り口にして、本当に売りたいサービスであるカウンセリングへと導くという導線です。
この導線は、ビジネス全体のものですが、ホームページ内にはこれとは別に導線があります。
もちろん、双方は密接に関係はしているのですが、こちらはホームページ内でユーザーの動く線のことですので、”導線”よりは”動線”が正解かもしれません。
つまり、ホームページにアクセスしてきたユーザーの動きを考えて、オファーや商品・サービスの販売に結びつけます。
メニューについては、ご自身のサイトに必要と思われるものがリストアップできたかと思います。
これらの中で、ユーザーが最も知りたいであろうベスト5ぐらいを選択して、グローバルメニューに並べます。
また、オファーは、グローバルメニューのすぐ下(左)に配置します。
このように配置すると、一般的なユーザーの目の動きの上に、グローバルメニューとオファーが並ぶことになります。
この中で、ユーザーが興味を持った項目があればクリックされる可能性が高くなります。
問題は、それぞれのメニューがクリックされた場合にどのように導くかということになります。
例えば、オファーをクリックされた場合は、オファーの説明ページを評して、そのままオファーのお申し込みフォームに最終的に誘導すればいいわけです。
料金のメニューをクリックされた場合は、そのまま商品・サービスの購入に導く線も必要ですが、同時に料金を表示したことで「高い」と思われる可能性があります。
その場合のために、高いと思ったユーザーに踏みとどまってもらうべく、「試しにどうぞ」という感じでオファーのページへの導線も作っておくと効果的です。
ポイントとしては、買う気満々のお客さんにわざわざオファーを提案して遠回りをしてもらう必要はありません。
なんとなく探りを入れているお客さんには何としてもオファーを進める必要があります。
この点を考えて、ホームページ内、および各ページ内の導線を設計して、その上で原稿を作って行きます。