３文英作文の書き方

都立高校入試では、毎年出題される特徴的な問題があります。

英語の３文英作文もその１つです。

メールに対する返信の一部が空欄になっており、そこに入る適切な文を３つの英文で書く問題です。

配点は１２点ととても高いです。

ここで一番のポイントは、何を書けばよいのかがわかるかどうか、すなわち、メールの文章を正しく読み取ることができるかどうかです。

以下、平成３１年度の都立入試の過去問ですが、とても代表的な問題です。

Ｊｕｄｙの送ったメールの一番最後に、Ｍａｋｉに対しての質問と要望が書かれています。

Have you started doing any new things? If you have, tell me about them.
何か新しいことをし始めましたか？もし始めたのなら教えてください。

その返事が、Ｍａｋｉのメールであり、空欄の前の文章は以下です。

I will answer your question. There is one thing I have started to do. I will tell you about it.
私はあなたの質問に答えます。私が始めたことが１つあります。そのことについて言います。

つまり、まさに空欄のところがＪｕｄｙの質問に対する答えなのです。

したがって、「新しく始めたこと」を書けばよいのです。

I have started studying English.
私は英語の勉強をはじめました。

これくらいのシンプルな英文を書けばよいでしょう。

そして、１文目さえ正しく書けてしまえば、２文目以降はカンタンです。

２文目は、例えば・・・

I like it.
私はそれ（英語を学習すること）が好きです。

It is interesting.
それ（英語を学習すること）はおもしろいです。

そして３文目は決まり文句です。

It makes me happy.
そのことは私を幸せにします。

これくらい書ければ、おそらく１２点満点でしょう。これくらいなら書けそうだ、って思いませんか。

そうなんです。都立高校入試の３文英作文は決して難しくはありません。

最も難しいのは、正しい１文目が書けるかどうかです。

すなわち、１文目が正しく書けるかどうか、そのためには、メールの文を正しく読解できるかどうかが最も重要なのです。

これができれば、１２点満点を取れる可能性がぐっと高まりますが、ここを間違えてしまうと、０（ゼロ）点になってしまいます。

コツは、空欄の直前と前のメールの一番最後に注目しましょう。何を書けばよいのかは、必ずといっていいほどここに書かれています。

そして、次に重要なことは、減点されない文を３文書くことです。

英作文で減点されるポイントは何が最も多いでしょうか？

ズバリ！スペルミスです。

したがって、難しい単語を使う必要はありません。スペルに自信のある単語を使いましょう。

また、単語数の多い文を書くと、スペルミスももちろんですが、文法上のミスで減点される可能性も高まってしまいます。

なるべくシンプルで短い文を書くようにしましょう。

そして、これらのポイントを踏まえて、入試の過去問や模試の解きなおしを何度も繰り返し学習しましょう。

模範解答のような、単語数の多い文を書く必要はありません。質問に対する答えを、シンプルに３文で書く練習をしましょう。

セルモは、ガンバる受験生たちと保護者のみなさまを応援します。ともにガンバりましょう！

《受験対策『土曜日特別講座ＦＩＮＡＬ』開講中》

※お申込みは一括もしくは、12月分と1-2月分の2回に分けて受付いたします。
※12月分申込期限：11/30（木）
※1-2月分申込期限：1/5（金）

○受講料：1回5科目テスト（5時間）　6,600円
※初回の受講日までにお支払いいただけますようお願いします
※中学の臨時登校や高校説明会など、特別な場合を除きキャンセルは出来ません

○対象科目：国語・数学・英語・社会・理科
※都立入試の過去問、および模擬テストの過去問によるテスト（各50分）
※カンタンなポイント解説を行います

※その日のうちに採点し、簡易的な合否判定を実施します

○日程：毎週土曜日の午後、14時から19時までの5時間
※2/11（日）は本番そっくりテストとして9：00にスタートいたします

セルモについてもっと知りたいみなさまは体験授業（無料）にご参加願います。

https://ameblo.jp/selmo-okura/entry-12634475572.html

↓↓資料請求やお問い合わせはこちらから↓↓