2019年と2020年の【10kmランニング】タイム比較
ランニングをしている以上、年々速くなりたい気持ちが強いのですが、
無理し過ぎ「年寄りの冷や水」になり、却って身体を悪くし兼ねない懸念も一方であります。
2019年11月末~2020年3月にかけ、10km走からLSD(14km走~18km走)にシフトしましたが、
走り込み過ぎて長期間ふくらはぎを痛めてなかなか治らなかった所為で、
その修復に肝臓を酷使してしまったのか?γGTP139という異常値が健診で出てしまいました。
そのため、2020年1月7日以降は2日に1回ペースでの10km走にまた切り替えました。
速さを追求するのも程々にして、健康維持に徹するランニングに移行せざるを得なかった訳です。
嘗て「心肺機能強化か?体脂肪燃焼か?」どちらを優先すべきか迷っていた時期がありましたが、
今後はどちらにも偏らず、バランスよくその日その日の体調を考えて適切にやろうと思っています。
2019年3月→2020年3月:55.2分→53.3分で1.9分速くなった。
2019年4月→2020年4月:55.5分→コロナ禍で39日間ランニング中止した。
2019年5月→2020年5月:53.5分→66.1分で12.6分遅くなった。※ふくらはぎ痛で走れなかったから。
2019年6月→2020年6月:55.0分→58.3分で3.3分遅くなった。※ふくらはぎ痛が完治しなかったから。
2019年7月→2020年7月:56.6分→53.1分で3.6分速くなった。
2019年8月→2020年8月:56.8分→52.7分で4.1分速くなった。
2019年9月→2020年9月:53.4分→49.7分で3.7分速くなった。(暫定値)
2019年10月11月の月間平均10kmタイムは、各48.4分と限界値に近かったので、
2020年はそれ以上速く走るのは難しそうだ。
昨年並みのスピードを追求すべきかどうかという問題もある。
下手に無理するとまた脹脛や膝を痛めるかも知れない惧れがあるから。
1年で10kmのタイムはどれだけ縮められたか?
2019年2/27-7/31までは夜ランでしたが、余りの暑さに耐え兼ねて、8/1より朝ランに切り替えました。
朝ランより夜ランの方がより速いタイムが出る傾向があるようですし、
蒸し暑い夏より、涼しい秋や春、更に寒い冬の方が速いタイムが出ることが多いので、
1年後のタイムを比較する場合、前年度の同じ月平均で比較しなければ意味ないかも知れません。
また、10km走か14km走か18km走かで、平均速度が違うのは言うまでもありません。
また、ブランクがあった場合も、体調が万全になるまではどうしてもリハビリランニングになってしまいます。
色んな要因が絡んでくるので、ほぼ同じ条件で比較できるケースは限られてきます。
2018年8月平均78.0分、1年後の2019年8月平均57.0分、21.0分速くなった。
2018年9月平均66.3分、1年後の2019年9月平均53.4分、12.9分速くなった。
2018年10月平均59.9分、1年後の2019年10月平均48.4分、11.5分速くなった。
2018年11月平均57.6分、1年後の2019年11月平均49.6分、8.0分速くなった。
2018年12月平均54.2分、1年後の2019年12月平均51.0分、3.2分速くなった。
2019年1月平均53.6分、1年後の2020年1月平均53.2分、0.4分速くなっただけ。
2019年2月平均55.5分、1年後の2020年2月平均54.4分、1.1分速くなっただけ。
2019年2-3月と2020年2-3月は、10km走と14km走のタイムなので、単純比較は意味ないかも。
2019年4月は16回10km走をしたが、2020年はコロナ禍による自粛で一切走らなかった。
2019年5-6月と2020年5-6月は、2020年は39日間ブランク後のタイムなので単純比較はできない。
2019年7月は、55.5分→56.2分→56.1分→57.6分→(平均56.6分)と推移したのに対し、
2020年7月は、52.6分→54.7分→51.8分→53.1分→(平均53.1分)と推移したので、3.6分速くなった。
2019年8月は、56.9分→58.1分→58.4分→56.6分→55.4分と、55.4-58.4分...56.8分。
2020年8月は、52.1分→53.3分→53.3分→と平均52.7分で推移しており、4.1分速い。
※2019年8月はまだノンストップで10kmを完走できるレベルにはありませんでした。
苦しくてもノンストップで完走すればタイムは伸びます。秋以降更に記録が伸びるのか?期待したい。
2019年9月は、53.9分→55.0分→54.4分→51.9分→50.3分と、50.3-55.0分...52.7分。
2019年10月は、48.0分→48.9分→47.9分→48.0分→47.8分と、47.8-48.9分...48.4分と飛躍。
2019年11月は、47.8分→47.8分→49.0分→となり、以降14km走~18km走にシフトして行きました。
※12/8に45.7分の最高タイムを出して以降、更新なし。これが自分の限界だと悟りました。
10kmマラソンで50分切れれば、立派なランニング中級者の仲間入り
2015年交野市で開催されたマラソン大会の10kmの部の男子の平均タイムは1時間2分8秒。
その内、60分を切ったランナーは全体の46.1%で半数近くのランナーが60切りを達成しています。
一方、50分を切ることが出来たランナーは男性で16.1%、女性では2.02%程。
いかに50分を切ることが難しいかが分かります。10kmマラソンでは60分切りが脱初心者、
50分切りが脱初級者で中級者へのステップアップと言われることが多いです。
2020年9月10月11月のタイムは1年前と比べてどうなるのか?
2019年の秋が自己の限界に挑戦するタイムトライアルをしていた時期だけに、
より速いタイムはもう出ないと思います。現状で50分を切るのは非常に困難ですから。
できるなら速く走りたいが、ふくらはぎや膝を痛めてまで記録更新する気持ちはもう薄れました。
体脂肪は既にかなり落としてきたので、心肺機能を強化したい気持ちはあるものの、
速く走ればそれだけ転倒・怪我をする危険も増えてしまいます。
次の健康診断時には、前回異常値だった肝臓系の数値を正常範囲内に収めたい気持ちが強い。
アスリートとして走っているのではなく、あくまでも年寄が健康増進のために走っているのだから。
左端は2015年-2016年の記録→中央は2017年-2018年の記録→右端は2019年-2020年の記録
週目、週初めの日付、走行距離、10km換算タイム(分)、週平均タイム(分)、
その1週間に運動した回数、通算運動回数...の順にまとめています。
週の運動回数が多い5-6-7回は赤字、少ない0-1回は青字で表示しています。
グレー地は運動を一切しなかった期間です。
ダイエットスタート時は6.7kmの距離を只管ウォーキングしていました。
走りたくても体重が重過ぎて足を痛めるので走れませんでした。
4/28よりコースを変えて距離を7.9kmに増やし、6/16より10kmになりました。
5か月近くは10kmに至らなかった訳です。9月頃からは徐々にジョギングを挟むようになりました。
10/6より1日2回実施する日ができ、10/13-26までの2週間は合計24回実施しました。
この時は筋肉を減らした可能性があります。低血糖で頭がフラフラになったこともありました。
12/8より10kmコースと15.6kmコースの2通りを混ぜていたので走行距離が変則になっています。
2016年5/23まではそういう感じでしたが、5/24からは10kmの固定コースになりました。
70分を安定して切るのは2016年6月以降、60分を切るのは10月以降でした。
私はランニングを(リバウンド防止のための)ダイエットの一環として捉えてきましたが、
最近の研究ではランニングがアルツハイマー病の予防に効果があることがわかってきたそうです。
そればかりか軽度認知障害なら回復の可能性もあるという実験結果も報告されています。
ランニングによって血糖を消費し、ランニングで出来る筋肉は、食事で増えた血糖を処理してくれます。
肥満の人はインスリンの効き目を弱くする物質が出るので、インスリンが大量に分泌されますが、
ランニングによって肥満体でなくなれば、インスリン分解酵素も本業がヒマになり、
アミロイドβ(アルツハイマー病の原因物質)をせっせと分解してくれます。
つまり、ランニング(血糖を消費)を続けることによって、インスリン(体内の血糖値を下げる物質)が
分泌されにくい体質になると、インスリン分解酵素がヒマになり、アミロイドβ(アルツハイマー病の原因物質)を
分解することになるので、アルツハイマー病の予防になるという理屈です。
これが最新の研究で明らかになったランニングがアルツハイマー病の予防の効くメカニズムです。
加齢と共に足腰が弱るのを防ぎ、呆け老人になりたくないのであれば、ランニングするしかないってこと。
ランニングが無理な歳になれば、ゆっくり走るジョギングやウォーキングなどに切り替えればいいだけ。
生活習慣病の予防・改善はもとより、認知症や鬱病リスク低下の面からも続けることが大切なようです。
2018年5月末以降2020年8月までのランニングタイムの集計表
(タイムが遅くなる)7月8月9月の記録は、1年後の同じ月の記録と比較しないと意味がない。
何故なら気温や湿度によって、かなりスピードに差が出てしまうから。
12月1月2月の記録も同様に、1年後の同じ月の記録と比較しないと意味がない。
2019年8月以降の10kmランニングのタイムを気温が低い順にまとめたもの
気温が8℃~17℃までなら、ほぼ差がなく47分の記録が出たが、
気温が高くなるにつれ(湿度の影響も受けて不快指数が高くなるため)タイムも徐々に遅くなった。
10km走のタイムを気温(湿度)毎に平均すると、※2019年の実績より
7℃なら49.5分/km、8℃なら49.5分/km、9℃なら48.0分/km、10℃なら48.6分/km、11℃なら48.3分/km、
12℃なら47.7分/km、13℃なら48.0分/km、14℃なら48.3分/km、15℃なら48.6分/km、
16℃なら47.9分/km、17℃なら48.0分/km、19.4℃なら48.9分/km...と
20℃未満だと49分/km未満で走れました。
しかし以下の通り気温が高くなるにつれて徐々にタイムが遅くなって行きます。
タイムが遅くなる理由は、心肺機能が辛くなり途中で歩きが入り、ノンストップで完走できなくなるから。
21.3℃なら51.6分/km、23.0℃なら54.0分/km、24℃なら52.1分/km、25℃なら54.2分/km、
26.3℃なら55.5分/km、28℃なら56.3分/km、29℃なら59.2分/km、30℃なら58.9分/kmでした。
日本人の場合、この不快指数が77を超えると不快感を覚えるそうです。
不快指数が70を超える「23℃69%」以上なら、走っていると不快感がありタイムの影響しそう。
※湿度がタイムに影響するのは23℃以上の時で、それ以下の時は殆ど影響はない。

























