明洞聖堂(ミョンドンソンダン): 都会の真ん中で心清める神聖なひととき | なま声:韓国旅行情報

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明洞のどこからでも見ることができる赤レンガ製の尖塔。
明洞のシンボル的な存在でもある「明洞聖堂」の正式名称は「天主教 ソウル大教区 主教座明洞大聖堂」。つまり韓国カトリック(天主教)の総本山だ。


赤レンガが美しく映える明洞聖堂は内部も歴史を感じさせる見事なつくり。

フランス人神父コストにより1892年に建設が開始され6年後の1898年に完成。韓国で一番古い聖堂であり、韓国最大のゴシック建築という点でも一見の価値がある。
聖堂内部の装飾も美しく、荘厳なステンドグラスや大きな柱、パイプオルガンなどが置かれ、観光客も多く訪れている。

日本語の案内書きもあり、宗教の別なく大聖堂で祈ることが許されている。静寂につつまれた神聖な空気の中に身を置くと、訪れる人を癒す懐の深さが感じられる。

平日ミサは、6:30、1800、1900(※月曜日は19:00のミサは行われてない。)
日曜日には、9:00から外国人のための英語ミサがある。
ミサの時間は40分ほど。ミサの時間以外にも一般に解放されているが、神聖な場所にそぐわない服装や行動は控えたい。

自由への戦いの歴史、見つめ続けた大聖堂。



韓国の近代史に絶えず登場する不当な権力と独裁。その影響下にあった市民を常に母親のような優しさをもって受け入れるシェルターのような存在でもあった「明洞聖堂」

反政府運動が盛んだった1970~80年代には、不当な逮捕や拷問から逃れた人権活動家や民主化を唱える人々の最後の砦となり、90年代、民主化の熱がふくれあがった頃には、デモ隊が陣を張り活動を続けた。
その流れを汲み、今でも社会団体のデモなどは「明洞聖堂」をよりどころにしている。

「明洞聖堂」にはもうひとつ小さな聖堂がある。

地下に設けられたそれは、大聖堂の静寂とはまた違う重々しい沈黙に包まれた空間だ。地下聖堂には、神父様に自分の罪を告白して許しを得るための小さな祈りの空間と、また韓国カトリックが迫害された時代において殉教した聖人ら9人の遺体の安置所がある。


見落としそうな小さな入口を入ると地下聖堂はある。ひときわ静かな沈黙の中で祈れば、
迫害されつづけたキリスト教の歴史に自然と思いが及ぶ。


死をもって自分の信念を貫き通した殉教者たちと、異国で死を迎えなければならなかった外国人宣教師たちの聖骸を前にして、救いを乞う人々の祈りだけでなく、殉教者たちの切実な思いがこの狭く暗い静かな空間を満たしているような気がしてくる。


本堂の裏手には聖母像が。本堂だけでなく敷地内も回ってみたい。無人販売所でろうそくを求め捧げることもできる。
(大=2,000ウォン、小=1,000ウォン:寄付金として社会福祉に役立てられている)


明洞聖堂(ミョンドンソンダン)
アクセス 地下鉄4号線明洞(ミョンドン)駅 8番出口から徒歩約8分
開館時間 6:00~20:00
休日 無休(事務所は月休)
住所 ソウル市 中区(チュング)明洞2街(ミョンドンイーガ)1
電話 02-774-1784

[出典] なま声:韓国旅行情報 - http://www.namagoe.com/bbs/board.php?bo_table=B02&wr_id=3