ジャスミン@笑顔とやる気を惹きだすママです。
ブログに訪問くださり、ありがとうございます!
今日は
親子の信頼関係と
子どもの能力を引き出すのに役たつ
コーチングスキルを紹介したいと思います。
【承認】
その人の存在そのものを認めることを
コーチングでは【承認】といいます。
『褒めること』も承認の中の一つですし、
『笑顔』も承認になります。
僕はここにいていいんだと
感じられることはとても嬉しいことです。
「○○ちゃん、おはよう」
と名前を付けて挨拶するのも
一つの承認です。
「○○ちゃん、今日も元気だね。」
といつも通りでも、相手の良い所を
一つ加えて挨拶するのも効果があります。
「髪型変えたんだね。」
と相手の変化にちゃんと気付き、
声をかけることも承認の一つです。
変化に気づくということは、
前のあなたもちゃんと見ているし
今日のあなたも見ているよ
というメッセージでもあります。
例えば、ランチの約束に遅刻してしまった時に
「○○さん、待ってたよ。早くこっちに来て・・・」
と迎えてくれるのも承認となります。
こうした承認をうけることで、
私のことを見ていてくれる
↓
ここにいてもいいんだ。
と人は感じるようになります。
人には帰属意識
そして自分がその中で役に立つ存在でいたい
という気持があります。
「いつも手伝していい子ね。」
と褒めるよりも
「○○ちゃんのお陰でお母さんホント助かっちゃった。」
と明るく承認してあげた方が
効果的な場合も多いです。
家庭や学校でいつも叱られていると
「自分はそこにいてはいけないんだ」
という気持が出てきます。
逆に承認を受けたり、
役に立っていることを実感できると
「僕はここに居ていいんだ」
という安心感を感じることができるようになります。
『マズローの5段階欲求』を知っていますか?
『自己実現理論』とも呼ばれるもので、
人間には自己実現のための欲求を
5段階の階層で理論化したものです。
1.生理的欲求
食べたい、寝たいなど生きていく上で最低レベルの欲求
2.安全の欲求
雨風をしのぐ家や健康な身体が欲しいなど
3.社会的欲求
社会に必要とされている、どこかに属しているという感覚
4.承認の欲求
社会、集団の中で価値ある存在だと認められたい、
評価されたいという欲求
5.自己実現の欲求
4つの欲求がすべて満たされた上で、
更なる自分の脳力を発揮したい、
実現したいという欲求
参照元 : wikipedia.org
更に詳しくおしりになりたい方はこちらをどうぞ。
この5段階の欲求の3番目に
社会欲求(所属の欲求)があります。
第1段階の生理的欲求
第2段階の安全の欲求は
今の日本の子供であれば
ほぼ手にいれていますよね。
1と2が満たされている今の子供にとって
『所属の欲求』
はまず手に入れたいと望む
一番大切な欲求ということになります。
家庭がこの欲求を満たせる場所であれば
お子様の心は安定します。
逆に、家族の中で自分の居場所が無いと
他のところで探し始めます。
学校やクラブなどでそれが見つかれば
まだよいのですが、
そこでも自分の居場所をみつけられないと、
不良グループや○○族など
安易な場所を求めてしまう場合も多くなります。
あなたが大好きなお子様のために
必要と思っていらっしゃるのであれば、
お子様に対してどんなに厳しくしても
叱ってもいいと思いますが、
お子様が感じている
「ここにいたい、ここにいてもいいんだ。」
という気持ちは絶対に取り上げないで下さい。
受験生を控えたお子様の中には
「成績が下がったら、受験に落ちたら
お母さんやお父さんに嫌われちゃう。」
「いい子でいないといけないんだ。」
と不安でしかたない子供もたくさんいます。
「〇〇しないともう知らないよ。」
のような否定的な言い方も
子供の行動を促す一つの方法だとは思いますが、
度が過ぎると子供にとっては
脅迫されて頑張っているようなものです。
このような場合、別のところで弊害が出ることがあります。
他の子をいじめてしまったり・・・
頑張ったのに期待に答えられなかった時に
自暴自棄になり、突然グレてしまったり、
引きこもりになったりする場合すらあるようです。
「〇〇しないとここには居れない。」
と思ってしまうのはあまりにも可愛そうです。
お母さんも本意ではないはずです。
子供というのは脅さなくても
頑張るものです。
日頃から信頼と承認を
たくさんしてあげるようにしましょう。
最後までお読みいただきましてありがとうございました。
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