去る12月8日、安保 徹 医学博士特別講演会は盛況のうちに終了しました。ひとえに、皆さまのご協力のおかげと心より感謝申しあげます。


さて、講演のなかでも印象に残ったのは、38億年におよぶ生命の歴史。
私たちの命のルーツは、気の遠くなるような遥かな時間の経過のなかで紡がれてきたものだということです。

目ざましい科学の進歩・発展によって、これまで解明されなかったことが判るようになり、私たちはその恩恵を被ることができるようになりました。
それは人類にとって、大いに歓迎すべきものだといえるでしょう。
けれども、「ここ」に辿りつくまでの生命の営みは、人間の計らいをはるかに超えるものがあります。

遠い遠い太古の時代、二つの生命体が生き残りをかけて結びついた知恵の結晶が、今も私たちの体の中に「細胞」として息づいている。
体の中に細胞があるというよりは、60兆もの細胞たちの集合体が「わたし」という存在だと思うと、なんだかありがたいような、勿体ないような気持ちになります。

普段から、「何を食べようか」「どんな行動をしようか」などということがなかなか決められずに迷ったとき、それが「自然なことか不自然なことか」を判断材料にすることが多い私です。
そんな考え方も、あながち間違っているわけではないかも・・・と感じさせられたひと時でした。

脈々と紡がれたこの奇蹟の生命体「わたし」をもっともっと見つめることこそ、カラダのチカラを活かすことにつながり、延いてはselfmedicationにつながるのだと確信します。

いよいよ冬本番です。
どうぞ皆さまにはご自愛を。