ほんの少しずつ春が近づいてきているような気もしますが、まだまだ寒さが身に沁みます。なにかと体調管理の難しい季節だからこそ、「酵素」について考えてみましょう。

私たちの体に不可欠なものとして酵素があげられます。
酵素というとイコール唾液や胃液に含まれているような「消化を助けるもの」というイメージが強いように思われますが、実はその役割は多種多彩です。
私たちが「何か」をしようとする時には必ず酵素がはたらいています。たとえば、まばたきをする時、指を動かそうとする時、そして意識はしていないけれども、病気を防いだり闘ってくれたりという、体の中で起こっているすべての化学反応で。
つまり、酵素はすべての生命活動(代謝)の仲介役・触媒として関わっているのです。車に例えるならバッテリーのようなものです。ガソリン満タンでも、バッテリーがなければ車は動きませんよね。
私たちの体の中で、消化だけでなく他のすべての代謝に酵素が行きわたるようにしたいものです。

では、酵素はどこにあるのか。
一つは「食物酵素」といって生の食物の中に存在します。
そしてもう一つは「潜在酵素」。これは体内でつくられるものです。
厄介なことに、潜在酵素は加齢とともにだんだんと生産能力が落ちてきます。しかも一生涯につくられる酵素の量は、人それぞれまちまちです。だから、食物から酵素を補っていくことが大切になってくるのです。

生の食物にもいろいろありますが、
生肉はいろいろ問題アリですね。肉食獣ならともかく・・・。ちなみに、肉食獣たちは獲物の「腸」から食べます。彼らが酵素をうまく外から取り入れるための進化の結果です。
生魚は?つまり刺身ですが、日本人の「刺身を食べるという食文化」が長寿国の理由の一つだと私自身は考えています。
私たち人間に最も適している生食は、なんといっても果物・野菜でしょう。食物酵素は、果物や野菜たちが自らを自己消化するためにつくりだされているものなので、私たちにとっては消化に費やされる酵素を極力抑えることができます。
そして、その酵素の質・量ともピークを迎えるのが、いわゆる「熟した」時。それがその素材の「旬」です。だから昔から旬の果物・野菜が良いといわれるわけです。

まず、私たちが心がけたいことは、良質の酵素をたっぷり体に取り入れること。
そのことで腸内環境が整ってきます。腸内環境が整うと限られた潜在酵素をつくりだすチカラもまたアップしてきます。

酵素についての心がけは他にもまだありますので、To be continued.