映画『ダンボ』 | 普通人の映画体験―虚心な出会い

普通人の映画体験―虚心な出会い

私という普通の生活人は、ある一本の映画 とたまたま巡り合い、一回性の出会いを生きる。暗がりの中、ひととき何事かをその一本の映画作品と共有する。何事かを胸の内に響かせ、ひとときを終えて、明るい街に出、現実の暮らしに帰っていく…。

2019年3月29日(金)吉祥寺オデヲン(東京都武蔵野市吉祥寺南町2-3-16、JR吉祥寺駅東口徒歩1分)で、17:20~鑑賞。

「ダンボ」

作品データ
原題 DUMBO
製作年 2019年
製作国 アメリカ
配給 ディズニー
上映時間 112分


1941年製作の同名ディズニー・アニメをモチーフに、『チャーリーとチョコレート工場』『アリス・イン・ワンダーランド』のティム・バートン監督が実写映画化したファンタジー・アドベンチャー。大きすぎる耳で空を飛べるようになった子象のダンボが、様々な人間たちの思惑に翻弄される中で繰り広げる大冒険の行方を、彼と心を通わせていくサーカス団の仲間たちが織りなす人間模様とともに綴る。出演は、サーカス団の元看板スターでダンボの世話係を任されるホルト役に『聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア』などのコリン・ファレル、サーカス団の空中ブランコのスター、コレット役に『ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち』など近年のバートン作品に欠かせない存在となっているエヴァ・グリーン、ダンボを使って金儲けを企む企業家ヴァンデバー役に『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』などのマイケル・キートン。

ストーリー
とあるサーカスに“大きすぎる耳”を持った子象が誕生する。子象は“ダンボ”と渾名(あだな)され、ショーに出演しても観客の笑いものになる。ある日、サーカスの元スター、ホルト(コリン・ファレル)の子どもたちミリー(ニコ・パーカー)とジョー(フィンリー・ホビンズ)は、偶然にもダンボが大きな耳を羽ばたいて宙に浮く瞬間を目撃する。“空を飛ぶ子象”の噂は瞬く間に広がり、ダンボで金儲けを企む大物興行師ヴァンデヴァー(マイケル・キートン)に目をつけられ、ダンボは愛する母象ジャンボと引き離される。母を想うダンボに心を動かされたホルト一家とサーカス団の仲間は協力し、ダンボの捕らわれた母を救出しようと動き出す。“耳が大きすぎる”という個性から周りに馴染めなかったダンボは、人間たちの愛情とサポートを受けながら、自分のために、母のために、大事な人間仲間のために、勇気を振り絞って一歩を踏み出す…。

▼予告編



Opening



Dumbo Flies For The First Time Scene



Ending



Go Behind the Scenes



▼ cf. ディズニー製作のアニメーション長編映画ダンボ』 Part 1→Part 2 :
【原題:Dumbo、監督:ベン・シャープスティーン(Ben Sharpsteen、1895~1980)、上映時間:64分、米国公開:1941年10月23日、日本公開:1954年3月12日(邦題『空飛ぶゾウ ダンボ』)】