映画『アリータ:バトル・エンジェル』 | 普通人の映画体験―虚心な出会い

普通人の映画体験―虚心な出会い

私という普通の生活人は、ある一本の映画 とたまたま巡り合い、一回性の出会いを生きる。暗がりの中、ひととき何事かをその一本の映画作品と共有する。何事かを胸の内に響かせ、ひとときを終えて、明るい街に出、現実の暮らしに帰っていく…。

2019年2月22日(金)新宿ピカデリー(東京都新宿区新宿3-15-15、JR新宿駅東口より徒歩5分)で、19:15~鑑賞。

「アリータ:バトル・エンジェル」

作品データ
原題 ALITA:BATTLE ANGEL
製作年 2018年
製作国 アメリカ
配給 20世紀フォックス映画
上映時間 122分


木城ゆきと(1967~)のSF漫画『銃夢(ガンム)』(1990~95年)を、同作の映画化を長年にわたり熱望していたジェームズ・キャメロン(James Cameron、1954~)の脚本・製作により、ハリウッドで実写映画化したSFスペクタクル・アクション。クズ鉄の中から拾われた、記憶をなくしたサイボーグの少女が、人としての感情に目覚めていくさまと、“最強兵器”という自らの宿命に立ち向かっていく中で繰り広げる壮絶なバトルの行方を、最新の映像技術を駆使した迫力のアクション満載に描き出す。監督は『シン・シティ』のロバート・ロドリゲス。主人公アリータ役は『メイズ・ランナー』シリーズのローサ・サラザールが務め、いずれもオスカー俳優であるクリストフ・ヴァルツ、ジェニファー・コネリー、マハーシャラ・アリが共演。

ストーリー
数百年後の未来。サイボーグの少女アリータ(ローサ・サラザール)は、奇跡的に脳だけが無傷の状態で、アイアン・シティのスクラップの山の中で発見される。サイバー・ドクターのイド(クリストフ・ヴァルツ)によって助け出され、新たな機械の身体を与えられ、目を覚ましたアリータ。しかし、彼女は長い休眠状態のために、自分の過去も、自分が今いる世界についてなど、一切の記憶を失っていた。あるとき、ふとしたことから自分が並外れた戦闘能力~あどけない少女の外見とは裏腹の驚異的な格闘スキル~を持っていることに気づくと、自らの出生の秘密を探ることを決意する。その過程で、やがて世界の腐敗に気づいたアリータは、世界を変えようと挑むが…。

▼予告編



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