映画『ブレードランナー 2049』 | 普通人の映画体験―虚心な出会い

普通人の映画体験―虚心な出会い

私という普通の生活人は、ある一本の映画 とたまたま巡り合い、一回性の出会いを生きる。暗がりの中、ひととき何事かをその一本の映画作品と共有する。何事かを胸の内に響かせ、ひとときを終えて、明るい街に出、現実の暮らしに帰っていく…。

2017年12月3日(日)立川シネマシティ(シネマ・ツー:東京都立川市曙町2ー42ー26、JR立川駅北口から徒歩6分)で、15:05~鑑賞。

作品データ
原題 BLADE RUNNER 2049
製作年 2017年
製作国 アメリカ
配給 ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
上映時間 163分


BLADE RUNNER 2049

リドリー・スコット監督によるSF映画の金字塔『ブレードランナー』(1982年)の35年ぶりの続編。スコット監督は製作総指揮を務め、『ボーダーライン』『メッセージ』などで注目を集めるカナダ出身の俊英ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督が新たにメガホンをとる。脚本は、前作も手がけたハンプトン・ファンチャーと、『LOGAN/ローガン』『エイリアン:コヴェナント』(原案)のマイケル・グリーン。前作から30年後の2049年の世界を舞台に、《ブレードランナー》として活動する捜査官“K” ~違法レプリカント(人造人間)処分の任務に就く主人公~を待ち受ける衝撃の運命を、圧倒的な映像美とともに描き出す。ライアン・ゴズリングが主演を務め、前作で主人公を演じたハリソン・フォードも引き続き出演する。

ストーリー
2049年、貧困と病気が蔓延するカリフォルニア。人間と見分けのつかない人造人間《レプリカント》が労働力として製造され、人間社会と危うい共存関係を保っていた。人類への反乱を目論み社会に紛れ込んでいる違法なレプリカントを取り締まる捜査官は、《ブレードランナー》と呼ばれ、2つの社会の均衡と秩序を守っていた。
LA市警のブレードランナー“K”(ライアン・ゴズリング)は、ある事件の捜査中に、レプリカント開発に力を注ぐ科学者ウォレス(ジャレッド・レト)の“巨大な陰謀”を知ると共に、その闇を暴く鍵となる男にたどり着く。彼は、かつて優秀なブレードランナーとして活躍していたが、ある女性レプリカントと共に忽然と姿を消し、30年間行方不明になっていた男、デッカード(ハリソン・フォード)だった。いったいデッカードは何を知ってしまったのか?彼がこれまで命を懸けて守り続けてきた秘密とは?人間とレプリカント、2つの世界の秩序を崩壊させ、人類存亡に関わる“真実”が、いま明かされようとしている―。

▼予告編



▼特別映像



Making ― 撮影現場に潜入