ストーリー : 2003年、英米連合軍によって陥落したイラクの首都バグダードに、アメリカ軍駐留地域、通称“グリーン・ゾーン”があった。ロイ・ミラー上級准尉(マット・デイモン)は、イラク政府が隠した「大量破壊兵器(Weapons of mass destruction、略称WMD)」を発見するという任務に就いていた。ミラーはMET隊(移動捜索班)を率いて戦闘を繰り広げるが、WMDは見つけられない。これが3度目の失敗となったミラーは、情報の正確性に疑問を感じ、作戦会議の席で、情報源の説明を要求する。しかし上官は、情報は精査されていると一蹴する。ミラーは任務の遂行中、英語が堪能でフレディ(ハリド・アブダラ)と名乗るイラク人男性と接触する。フレディは政府の要人たちが近くの民家に集まっているのを見たとミラーに告げる。ミラーはその民家で激しい銃撃戦の末、フセイン政権の最高幹部アル・ラウィ将軍(イガル・ノール)の側近であるサイード(サイード・ファラジ)という男を拘束する。ミラーはサイードの尋問を行なうが、特殊部隊の隊長ブリッグス少佐(ジェイソン・アイザックス)が力尽くでサイードを連れ去る。ミラーの元には、サイードから押収した1冊の手帳が残される。国防総省の動きに不信感を募らせるミラーは、CIAのエージェント、ブラウン(ブレンダン・グリーソン)と会う。国防総省のパウンドストーン(グレッグ・キニア)と敵対するブラウンは、ミラーと同様、WMDの謎を探っていた。ミラーはウォールストリート・ジャーナル紙の女性記者ローリー・デイン(エイミー・ライアン)が過去に書いた記事から、“マゼラン”と呼ばれるイラク政府高官がWMDの情報源であると確信する。パウンドストーンはサイードの手帳にアル・ラウィの隠れ家のリストが載っていることを知り、その機密を入手しようとする。ミラーは米軍基地に収容されたサイードに接触する。サイードは尋問のため瀕死の状態に陥っていたが、「ヨルダン」という言葉を呟く。パウンドストーンはブリッグスの部隊を操り、ミラーとブラウンの行動を執拗に妨害する。アル・ラウィとの接触の機会を得たミラーは、隠された真実を追って、命懸けの行動に出る…。
1941年の映画『狼男』(原題:The Wolf Man、監督:ジョージ・ワグナー)のリメイク作品。満月の夜になると、凶暴な殺人鬼ウルフマン(狼男)に変身してしまう男の苦悩を描いたサスペンス・ホラー。共にオスカー俳優であるアンソニー・ホプキンスと、ベニチオ・デル・トロが呪われた宿命を背負う父子に扮するほか、『プラダを着た悪魔』のエミリー・ブラント、『マトリックス』シリーズのヒューゴ・ウィーヴィングらが共演。監督は『ジュマンジ』『ジュラシック・パーク III』のジョー・ジョンストン。また、ウルフマンの特殊メイクは、巨匠リック・ベイカーが担当(→本作で7度目のアカデミー賞メイクアップ賞を受賞)。