自分が共依存だったと知らずにアラフィフまで生きて来た私
というか、若い頃に実家を出て、その後ずっと自分で自立して暮らしてきたし、離婚後も這い上がるようにして(笑)何とか自活できるようになったし?
そんな私の頭の中には、自分が共依存だ、なんて思いは1ミクロンもありませんでした。
そうして「なぜ私はいつも同じようなパターンにはまっているんだろう」と不思議に思っていたのです。
そんな私が最強最悪ナルシシストと対峙して打ち勝ち(※注:物理的には対決していませんw)、何かすんごい暗い闇から出てみると…💦
共依存人間として付き合っていた頃の友人知人たちは、ほぼ周りから消えていました
そうですね、人間関係の8割くらいが淘汰されていた、というか?
それこそ、蜘蛛の子を散らすようにいなくなってしまったんです。
しかし今は少しも寂しい、という気持ちにはなりません。
だって私はその人たちと「共依存者」としてしかお友達になれなかったんですから。
いつも、
「私はこれを言っていいんだろうか」
「こう言ったらどう思われるだろうか」
ということを心配しながら、言いたいことも言えずに従属してきたという感じ💦
てかその頃はそんな風に思っていませんでしたがね? 仲のいい友達だと思っていましたよ。
でも、結局嫌われるのが怖くて、言いたいことは何も言えてませんでしたよね。
同僚もそうです。いじわるされたり、どうでもいいことを上司に告げ口されたりしても、
「私が何か言ったらどう思われるか」
「本当のことを言ったら〇〇さん(告げ口した人)が責められる」
「部署の雰囲気が悪くなる」
と思って、ひたすら気にしないよう我慢していました。
でも、そうしていると本当になめられて「必殺後回し」にされるんですよね。
今ではその人たちと全くしゃべることも会うこともありません。会いたいとも懐かしいとも仲直りしたいとも全く思いません。
自分の共依存性がぶっ壊れて、新しい自分になってからも、変わらず慕ってくれる友人も多くいます。
それで十分。
共依存から抜け出すと、共依存を前提にうまく付き合えていた人たちとの関係は終わります。
渦中にいる当時はつらかったけど、でも今思うとそれは自然だし良いことです。
いったいあの頃の私は何を怖がっていたんだろう、と思います。
Kei