~私は生きている間あなたを愛したけれど、充分じゃなかった

死んでからは愛しすぎるほどあなたを愛している~

ヴィクトリア時代のイギリスの歌「ゾラ」の一節

ポール・ミーク著・”天国の住民が教えてくれること”より


ここ1か月程、セッションを通じて、”愛情”について、とても感動させられる出来事がありました。


あるご相談者様のシッティングで、天国にいらっしゃるご年配のお父様がお姿をお見せくださったのですが、メッセージをお届けしている時、そのお姿が、急にタイムスリップしたように若いお姿に変わり、赤ちゃんをたまらなく愛おしそうに抱いていらっしゃる様子を見せてくれました。その事をご相談者様にお伝えしたら、とても嬉しそうなお顔をされながら、

”自分は未熟児で生まれて、中々体重が増えず、体重が順調に増えてくるにつれて、父が私をよく抱いては、親戚や知り合いの人達に、こんなに体重が増えた~!と喜びながら、見せていたそうなんです”

と教えてくれました。お父様の愛情の強さが、こちらにまで伝わり、愛と癒しの波動に包まれたような一瞬になったのです。


後日、他のご相談者様のシッティングでは、高齢で亡くなられたお祖父様がお姿をお見せくださいました。三世代同居でお住まいになっていたそうで、お孫さんであるご相談者様に色々な証明であるメッセージをお届けさせていただいている時に、そのお祖父様が、急にタイムスリップしたかのように中年のお姿に変わったのです。その方も、赤ちゃんを愛おしそうに抱いている姿を見せてくれたのですが、それをお伝えした途端、ご相談者様が”わ~!”っというお喜びの声に変わりました。その理由を聞くと、セッションで万が一のためにという事で、確認用にご持参いただいた、お祖父様のお写真と全く同じ姿だったのです。お孫さんであるご相談者様が赤ちゃんだった時、愛おしそうに抱いている、50代ぐらいのお祖父様のお姿だったのでした。お祖父様はそれをちゃんと、天国から見てくれていたんですね。繋がっていると認識させていただいたと同時に深い愛情を感じて、私にとっても、とても感動させられた時間になりました。


話は変わりますが、先日、NHK・ファミリーヒストリー番組で、俳優・浅野忠信さんの”祖父はなぜ、アメリカに帰ったのか”の再放送を観ました。こちらも、番組を観ながらとても感動しました。

アメリカに帰国された浅野さんのお祖父様が、4歳で生き別れになってしまった娘である浅野さんのお母様の幼い頃の写真をご自身が亡くなるまで財布に入れて、大切に持ち続けていたというエピソードにもう、涙、涙でした。そのエピソードが20年ほど前にお祖父様が亡くなった時にわかったのではなく、今回のNHKの取材で、お祖父様の遺品をアメリカのご遺族の方が確認していた時にわかったとの事。ご遺族の方が、長~い月日を経て、お母様にその財布と中に入れていた写真を渡しているシーンが本当に感動的で、深い愛情を感じさせられた時間になりました。

こちらの番組はNHKオンデマンド↓でも、視聴できますかお

http://www.nhk-ondemand.jp/goods/G2012043141SC000/