スピリチュアルリーディングセッションを再開してから、早3年。

特に今年に入ってからは、天国にいらっしゃるご家族やご友人・知人の方とのコンタクト(ミディアムシップ)を希望され、当セッションルームにお越しいただく方が増えている傾向があるように思います。


セッションを通じて、天国の方々から頂く言葉は、”愛”に溢れたメッセージです。また、よく見ていらっしゃるな~と思うような内容の言葉を頂いたり、映像場面を見せて頂きます。お伝えさせていただく時の、ご相談者様の反応は様々ですが、そんな再会の場面に立ち合わせて頂きながら、少しでも、ご相談者様のお心が癒されるサポートができたらといつも願っております。セッションを通じて、”生かされている”という事について考えさせられ、私自身、様々な事を学ばせていただいている事を実感し、感謝の日々です。ありがとうございます。



数年前、私にとって、とても大切な人がスピリチュアルワールドに戻りました。その人との電話での最後の会話のトピックは、ある事がきっかけでの”自殺”について。当時、在宅勤務していた私は、自分のワークデスクの前に座って、PCに向き合いながら、”自殺”についてのサイトを検索しながら、その方とあーでもない、こーでもないというお話しをしていました。いつも通りの変わらない雰囲気で、”近々、会おうね。じゃー、また。”と電話を切りました。


まさか、その人がその翌日には、自ら死を選ぶとは、予想もできなかった・・・


報せを聞いた時は、その翌日。

頭の中が真っ白になって、唯々、泣くばかり。

その後は、自分を責めに責めて、苦しみ、心からもがく日々。

その頃にはスピリチュアリズムについて学ばさせて頂いた私、そして、セッションにも携わっていた私。

自分にとってとても身近な、大切な人の苦しみをわかってあげられなかった。

何故、どうして?自問自答の繰り返し。

後から聞くと、色々と、その人なりの悩みがあったとの事だけど、でも、最後の会話では全くわからなかった。遺影に向かって、そして、心の中で、何度も、ごめんね。ごめんねの繰り返し。


そんな自分の苦しみを察したミディアムの友人が、私の家に来てくれて、違う世界にいるその人からのメッセージを届けてくれました。その人の事を全く知らないミディアムの友人は、それでも、しっかり、その人だとわかる証明をくれました。そして、その人の背後にいる天国のご家族の方も、後で家族の方に確認すると、どの方でいらっしゃるか、しっかりとわかる詳細な容姿を教えてくれました。そのメッセージの内容も含め、違う世界にいるその人の様子もわかり、そして、私の守護霊からのメッセージも届けてくれました。そのメッセージを聞いた時の私自身の心がどんなに救われたか。。。言葉では表せない以上のミディアムの友人へ、そして、自分を導いてくださっている霊界の方々への感謝の気持ちで一杯になりました。このミディアムシップを通じて、前を向いて、一歩づつ進んでいけるようになったと言っても過言ではありません。


大切な人との死別を通じて、スピリチュアリズムを学んでいたからこそ、苦しみ、また、同時に学んでいたからこそ、助けられたというのをその時、経験しました。でも、もし、仮にスピリチュアリズム(死後の魂の存続, etc)について知らないままだったら、あの時の自分はどうなっていたか。。もしかしたら、自分を責めに責めて、今でも苦しみの日々だったかもしれないとも思うのです。


この死別の経験が、自分は、ミディアムとしての転機となりました。

そして、この仕事に携わらせていただいている事への更なる責任感と共に、また、霊界の道具として働かせていただく事に、そして、生かされている自分に心から有難い気持ちになりました。


同時に、大切なご家族や、ご友人、知人の方との死別をご経験されて、悲しみの日々を送られている方、心が苦しまれている方に、ミディアムシップ・セッションを通じて、死後の魂の存続をご認識頂き、少しでも、癒すサポートができるミディアムになりたいと願いました。


少し前ですが、他のミディアムの方のセッションを通じて、ご相談者様とのセッション中に、その大切な人が、姿を見せて内容を聞いていると言われました。どうやら、その人もミディアムシップを通じて、一緒にスピリチュアリズムについて学んでいるようです。その話を伝えて頂いた時は、こちらと繋がっているな~と思い、胸が一杯になりました。


最近は、デモンストレーションでも、時々姿を見せて、他のミディアムの方を通じて、メッセージを送ってくれるようになりました。そんな時は、いつもその人を思い出したりしている頃で、ふと、色んな事で、センチメンタルになっている自分がいるのです。そんな時に限って、まるで、私の心の中をわかってくれるような励ましのエールを送ってくれます。そして、また、勇気と元気と前向きな気持ちを貰います。


今は違う世界で頑張っているであろうその人を思う時、私も頑張ろうと、また思うのです。


この先の自分の人生、どんなドラマがやってくるでしょう。

でも、人生を終えて、”おかえり~!”とその人が迎えてくれる時(そう信じていますが・・苦笑)には、自分の今世での体験を一杯語れるような、経験と感動のお土産話を沢山作って、魂の故郷へ還りたいです。