先日、どうしようもないほど
やさぐれた気分になっていた。
ある問いかけが発端となって、
溢れだしてきた様々な内なる声。
チャラチャラしたこと言ってんじゃねーよ
だいたい軽々しいんだよ。
そんな簡単なはずあるわけないじゃん。
薄っぺらいんだよ、軽いんだよ。
怒りなのか、どうなのか。
熱をもったアツい感情が湧き上がり、
ぶつけたくなる。
まずは一呼吸おいて、
その先にある感情を感じてみる。
どうせ私はそんなに簡単にできないよ。
どうせ要領悪いもんね。
どうせ私は軽やかにできないしね。
どうせ一生懸命にやったって上手くいかないしね。
完全にやさぐれている。
完全にいじけている。
そうかそうか。
そうだよね、面白くないと感じているんだね。
と耳を傾けてみる。
しかし、収まらない。
収まるどころか、火の勢いを増している。
問いかけてくれた人は、
愛を持って聞いてくれていることはよくわかる。
そして、
私のことをよく知っていて、
心の底から信頼している人だ。
だからこそ、
挑戦してみようと思ったんだ。
その気持ちを伝えてみるという挑戦。
今までは自分で抱えて、
内側で受け止めることしかしてこなかったけれど、
他の方法もやってみようと思った。
で、伝えてみた。
割とストレートにそのまま、
メッセージで送ったから文章で。
けっこうドキドキして、
嫌な思いをさせちゃったらどうしよう、とか、
嫌われちゃったらどうしよう、とか、
そんな思いももちろん頭をよぎったけれど、
それよりも、
伝えられた
ぶつけられた
という、
自分に対しての
Good job!
という気持ちが大きかった。
まわりがどうであれ、
自分の思いをごまかさなかったことに、
ほっとした気持ちがあった。
もちろん彼女はいい気持ちはしなかったと思うし、
びっくりもしただろう。
でもやっぱりちゃんと受け止めてくれた。
そして一通り、
その過程を味わったなと感じられたときに、
先ほど書いたようなやさぐれた思いは、
すっと柔らかく溶けていったような気がした。
言葉にして自分の外側に出すことは、
私にとってはとても勇気のいることだ。
まだまだ、難しく感じる。
怖くもある。
でも、それを超えて
自分の気持ちを大切に扱うことができたとき、
癒しが起こることも体感してる。
きっとそれが一番の癒しなんだ。
私の中にあるダークサイドは、
深くて暗い、
そして厳しい。
それを表現してしまうと、
相手が立ち直れないくらいに
傷つけてしまうこともどこかで知っている。

だから、表に出さずに
内側で処理しようとしてきたけれど、
外側に出していくこともまた、
自分自身を表現していくことなのだ。
無いことにしない。
このどうしようもないほど
深くて暗いダークサイドもまた、
私自身なのだから。
そこも抱きしめながら、
時には表に出ていくことを、
許していきたいと思う。
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やさぐれた気分になっていた。
ある問いかけが発端となって、
溢れだしてきた様々な内なる声。
チャラチャラしたこと言ってんじゃねーよ
だいたい軽々しいんだよ。
そんな簡単なはずあるわけないじゃん。
薄っぺらいんだよ、軽いんだよ。
怒りなのか、どうなのか。
熱をもったアツい感情が湧き上がり、
ぶつけたくなる。
まずは一呼吸おいて、
その先にある感情を感じてみる。
どうせ私はそんなに簡単にできないよ。
どうせ要領悪いもんね。
どうせ私は軽やかにできないしね。
どうせ一生懸命にやったって上手くいかないしね。
完全にやさぐれている。
完全にいじけている。
そうかそうか。
そうだよね、面白くないと感じているんだね。
と耳を傾けてみる。
しかし、収まらない。
収まるどころか、火の勢いを増している。
問いかけてくれた人は、
愛を持って聞いてくれていることはよくわかる。
そして、
私のことをよく知っていて、
心の底から信頼している人だ。
だからこそ、
挑戦してみようと思ったんだ。
その気持ちを伝えてみるという挑戦。
今までは自分で抱えて、
内側で受け止めることしかしてこなかったけれど、
他の方法もやってみようと思った。
で、伝えてみた。
割とストレートにそのまま、
メッセージで送ったから文章で。
けっこうドキドキして、
嫌な思いをさせちゃったらどうしよう、とか、
嫌われちゃったらどうしよう、とか、
そんな思いももちろん頭をよぎったけれど、
それよりも、
伝えられた
ぶつけられた
という、
自分に対しての
Good job!
という気持ちが大きかった。
まわりがどうであれ、
自分の思いをごまかさなかったことに、
ほっとした気持ちがあった。
もちろん彼女はいい気持ちはしなかったと思うし、
びっくりもしただろう。
でもやっぱりちゃんと受け止めてくれた。
そして一通り、
その過程を味わったなと感じられたときに、
先ほど書いたようなやさぐれた思いは、
すっと柔らかく溶けていったような気がした。
言葉にして自分の外側に出すことは、
私にとってはとても勇気のいることだ。
まだまだ、難しく感じる。
怖くもある。
でも、それを超えて
自分の気持ちを大切に扱うことができたとき、
癒しが起こることも体感してる。
きっとそれが一番の癒しなんだ。
私の中にあるダークサイドは、
深くて暗い、
そして厳しい。
それを表現してしまうと、
相手が立ち直れないくらいに
傷つけてしまうこともどこかで知っている。

だから、表に出さずに
内側で処理しようとしてきたけれど、
外側に出していくこともまた、
自分自身を表現していくことなのだ。
無いことにしない。
このどうしようもないほど
深くて暗いダークサイドもまた、
私自身なのだから。
そこも抱きしめながら、
時には表に出ていくことを、
許していきたいと思う。
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