こんにちは、

キャリアコンサルタントの白鳥未緒です。

 

 

 

キャリアデザインをお伝えしている側として、

 

「今の自分を知る」

 

ことの意味を理解していたつもりでした。

 

 

 

「今の自分を知る」こと

 

というより、

 

「今の自分」という部分を、かな。

 

 

 

「今の自分」という言葉を用いて

説明することが多かったので、

 

自分でも理解していたつもり…

 

でした。

 

 

 

 

けれど、

ここのところ自分に起こる出来事を通じて、

 

 

「今の自分」 という言葉や

 

「ありのままの自分」 という言葉の正体が、

 

自分の経験を通して実感し、

今までのそれとの違いがわかるようになりました。

 

 

 

前置きをしておくと、

私自身は経験値に基づいた情報を通して、

理解を深めていく傾向が強いタイプです。

 

 

 

今の自分、という存在は常に「ありのまま」なのですが、

 

無意識のうちに自分自身が目をそらしている。

そんな部分があるかもしれません。

 

 

 

目をそらしている、

目をそらしたくなる、

そんなこと。

 

 

そんなの私じゃない、

私に起こっている出来事だと思いたくない、

私は大丈夫だって思いたい。

 

 

だから、目をそらす。

 

 

目をそらしているということは、

自分のその部分を認めていないということ。

 

受け入れられていないということ。

 

 

 

それは、

「ありのまま」

でなないのです。

 

 

 

歪んだ、幻想の自分を、

本当の自分自身だと思いんだまま、

 

何かに向かって走り続けたとしても。

 

 

 

そもそものスタートラインに立てていないのだから、

いつまでたってもゴールテープは切れないのです。

 

 

 

評価されないこと

 

結果が出ないこと

 

上手く出来ないこと

 

逃げてしまうこと

 

言い訳してしまうこと

 

手に入っていないこと

 

わかっていないこと

 

できないこと

 

 

 

たくさん、

あるよね。

 

 

 

私も、たくさんあります。

 

 

 

そして私は今、

次のステージに向けて、

キャリアプランの見直しを迫られています。

 

 

それに際し、

私は教える立場でありながら、

 

ずっと「今の自分」の正確な立ち位置を

定めることができずにいました。

 

 

 

今の自分ということが、わかっていなかった。

 

 

 

いろいろな経験を経て、

急につながった瞬間が今週訪れました。

 

 

 

 

今の自分というのは、

 

自分に起こるすべての出来事を、

1ミリのジャッジを挟まずに、

 

そのまま、

そのまんま、

 

「今の自分」の情報として受け取ることなのです。

 

 

 

 

私できていないよね。

 

私持っていないよね。

 

私やってこなかったよね。

 

私逃げてきたよね。

 

 

それが、ありのまま、ということ。

 

それが、今の自分、ということ。

 

 

 

良い、悪いの問題ではありません。

 

 

 

それを、

そのまんま、

自分のこととして淡々と受け入れる。

 

 

 

痛いですよ。

めちゃめちゃ痛い。。。

 

 

特に私は目を背けてきた部分が大きかったですから、

ハンパない痛みですよ。。。

 

 

 

でも、まず受け入れていくことしか、

 

まず、今の自分の立ち位置を受け入れていくことしか、

 

スタートを切るためにできることは、

ないのです。

 

 

 

ここを見誤ると、

奥深い森に迷い込んでしまうから。

 

 

ま、それも経験のひとつですが、

一度経験したら学びを次に生かす。

 

 

 

それが、人としての成長だろうと思うのです。

 

 

 

まずは目をそらさずに、

 

今の自分を、ありのままに、

 

あるがままの情報を受け取ること。

 

 

 

それこそが正確なスタートラインに立つ、

 

これから新たなスタートを切る、

 

そういうことなのですから。

 

 

 

 

私も、ここから。

新しいステージに向かって行きますよ。

 

 

 

跨線橋

ちょうど一年前の子供たち。長く続く跨線橋の上で。

 

 

 

働く喜びをもう一度。

そんなあなたを応援します。

 

セルフィル 白鳥未緒