こんにちは、

キャリアコンサルタントの白鳥未緒です。

 

 

 

先日、40代女性のお話を伺う機会がありました。

 

新卒で入社した会社に長年勤務し、

近年では昇格して年収にも申し分ないけれど、

転職を考えているとのこと。

 

 

自分には管理職よりも、現場の方が楽しい。

 

プライベートとのバランスもとりやすい、

現場の仕事に専念したいとのこと。

 

 

 

そしてその後に続いた言葉は、

 

「そのために自分が身につけなくてはいけないことは

 どんなことでしょうか?」

 

 

 

 

身につけなくてはいけないことなんて、ありません。

 

20年以上にわたり現場で培ってきた経験こそが、

何よりも貴重なご自身の財産です。

 

 

 

そう、お伝えしましたが、

ご本人としては何とも腑に落ちないというご様子でした。

 

 

 

 

私自身も長い会社員生活の中で、

より自分の力を活かせることは何だろう?と

常に思いを巡らせていました。

 

 

なかなかうまく業務が回せない人が、

がむしゃらに残業をして懸命に取り組む姿を見て、

 

それぞれが持っている力を自然に生かすことができたら、

もっと全ての仕事がスムーズに進むだろうなと、

いつも感じていました。

 

 

 

私がキャリアカウンセラーを目指したきっかけは、

ここにあります。

 

 

 

適材適所に人を配置すること。

 

それぞれが持つ力を最適に発揮できるようにすること。

 

 

 

自分自身もそう在りたいと願い、

いろいろな状況を見つめたり、考えたりしながら

今に至るのですが、

 

その確実な方法というのは

残念ながら見つけられていませんし、

 

方法としては存在しないのかもしれません。

 

 

 

ただ、

自分の力を最適に発揮するために

どうしても必要なことは、あります。

 

 

それは、

 

自分が持っている力を

事実としてそのまま

自分自身が知り

自分自身が認め

自分自身が受け入れること。

 

 

その上で、

 

自分がその自分の力を活かすと決めること。

 

 

 

周囲がどんなに強力にサポートしても、

どんなに環境を整えても、

 

この部分が欠落している場合は、

 

確実に力を発揮することはできません。

 

 

 

自分の力とは、

 

今までの自分の人生という時間の中で

経験を通して身につけてきたこと、

学んできたことすべてを指します。

 

 

そこに何があるのかに目を向けずして、

自分の力を知りようがありません。

 

 

「ある」ものを

「ない」ことに自分がしている以上、

 

答えはどこまでいっても

「ない」のままなのです。

 

 

 

「ない」と決めている今に、

何をつけ足しても、

「ない」のです。

 

 

ゼロにどんな数字を掛けても

常に答えがゼロであるように、

 

今の自分を「ゼロ」と評価している限り、

答えは常に「ゼロ」なのです。

 

 

 

絶対にそんなことは、ありえないのです。

 

 

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私はその人の中にある、

その人が今まで重ねてきた時間の中にある、

 

その人が持っているものを見つけ、

言語化してお伝えすることができます。

 

 

 

けれど、それを受け取るかどうかは、

ご本人次第。

 

 

 

自分の力を活かして

心地よい時間を積み重ねていけるか否かは、

 

まずここで分岐点を迎えるのです。

 

 

 

自分の中に「ある」。

 

それを受け取る。

 

 

それは自分自身への信頼であり、

自分自身へのOKのサイン。

 

 

 

自分らしく生きる、

自分のキャリアは、

 

ここからスタートするのだと私は考えています。

 

 

 

 

働く喜びをもう一度。

そんなあなたを応援します。

 

セルフィル 白鳥未緒